中央区議会、決算特別委員会に出席し、教育費について質問しました。令和2年度の決算を認定する委員会です。令和2年度は、中央区では11月から「児童生徒3人に1台」のタブレット学習をスタートしました。この年の決算では、ICT教育の推進におよそ6億円と示されています。
資料と答弁から確認できな主な内容は
・次期授業システム構築業務委託:2億6,620万円
・次期授業システム構築業務委託2次:1億1,300万円
・タブレット端末とソフトウェア借入:8,880万円
・11月からの保守業務委託:7,500万円
・教室マグネットスクリーン:1,200万円
等とのことです。
タブレット端末とソフトウェア借入が8,880万円とありますが、これは3人に1台、下半期のみです。次年度である今年、令和3年度以降に1人1台、年度全体となった時の決算は落着でいくらになるのか。この点は来年度の予算書含めて、確認を続けます。
※1人1台の端末関連の詳しい予算はコチラのブログ(1台20万円程)
※導入予算についてのブログ(2020年9月)
<気になるこんなこと、聞いてみました>
・Google Workspace for Educationのプランは?→無償プラン
・保険上限を超えた修理故障、保護者負担の実績は?→なし。紛失もなし。
・一般的な故障は2~5%。予算の備えは?→故障自然故障は保障の範囲
・アカウントの年度更新作業は誰が担うの?→ICT補佐員がやる(区に1人)
<私の要望>
学校の先生方の業務負担軽減や、保護者や児童生徒の困ったを、スムーズに解決につなげるしくみを考え、話し合っていきたいと思っています。忙しい学校の先生には電話して聞きにくい、という保護者の声もよく聞きます。
・ICT支援員は1校に1人常駐しなくていい?
ICT補佐員とICT支援員の連携が今後も重要になってきます。有資格者や技術者には相応の待遇も必要であるし、人数規模の大きい学校では、各校にコミットした常駐が必要かもしれません。
・サポートデスクは常時必要ではないのか?
夏休み期間中にあったサポートデスクは、その期間だけでよいのでしょうか?簡単な端末操作や技術的なサポートは教員でなくてもよいはずです。勤務時間以外でも聞けるなど、多忙な保護者が安心できる体制が必要だと思います。
私よりずっと詳しいご専門の保護者の方も多いかと思います。ぜひご意見や気になっていることなど、教えてください。引き続き、みなさまの学校でのClassroom活用事例なども、お聞きしてみたいと思っています。
<母ゴコロ>
・私の子どもの小学校でもClassroomアカウントから欠席連絡フォームが利用できるようになりました。まだお休みしていないので、その時のために、練習してみました。
・区立中学校のオンライン説明会を拝見して、便利だ!と思いました。好きな速度で聞きたいところを繰り返し聞くこともできます。行ってみないとわからない「感じること」も多いけれど、一定情報の収集には十分ですね。
★★★★★★★
ご意見やご要望などは
高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。
★★★★★★★
中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。