AIでいじめ検知は可能か?

親子・子育て応援ラボの活動にて「AIでいじめ検知は可能か?事例から考える」をテーマに、くまゆうこさん(株式会社マモル代表)から講演にて、お話を聞かせていただきました。

システムは過去のデータをAIが分析し、あらゆる情報から深刻化するリスクをパーセントで表示するといったものです。いじめ被害を減らすために大津市などが開発した「いじめ予測分析システム」は、導入を検討している自治体が増えてきているようです。

 

AIが過去データを分析し、いじめが深刻化するリスクを瞬時に判断する仕組みによって、リスクを可視化し、共有することができるため、組織的な対応につながるという点に私は注目しました。
専門家は人手不足が続く教育現場への導入を呼びかけているそうですが、属人的に担任だけに委ねるのではなく、みんなでリスクを回避し、子どもに寄り添うことができるよう期待します。

 

大津市は2011年、中学2年の男子生徒がいじめを苦に自ら命を絶った事件の反省から、日立システムズ(東京)とシステムを開発し、試験運用してきたそうです。
大津市のいじめ事案AI分析

 

大津の事件以降も深刻ないじめは続き、何度もしくみの見直しがされてきました。H29年度にはカウント方法が大きく変わり「本人がいじめだと感じたら、いじめ」として報告実数が大幅に増えることとなりました。今後も、そのあり方、考え方は変化を続けると思いますが、カミングアウトを強要したり、相談を待つことなく、「ひとりで悩まないで」というメッセージが伝わり、安心して過ごせる集団生活の場となるよう、心から願います。

 

 

親子・子育て応援ラボは議員と共にそれぞれの立場のみなさまと学び合い、親子にとって居心地の良い社会となるよう、目指して活動しています。発足から1年半が経ちました。共に学び合いたいという方は、ぜひ今後の活動にも参加ください。

今回参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
大学生インターンのみなさんの感想も参考になりました。