シェアサイクル登録住所の1位は中央区!

平成27年から実証実験がスタート、令和2年から本格実施となった、コミュニティサイクル事業は現在、中央区を含む11区で広域相互利用を行っています。令和3年3月の登録状況の報告を受けました。

中央区は都内の登録住所会員数が27,402人→1位!

2位は江東区で2,324人

職場を住所に登録している方が多いことが理由だと思いますが、登録住所ではトップが中央区となっています。登録者数全体は71,301人なので、登録住所ではおよそ40%を中央区が占めているのが現状です。同じように事業所が多いと思われる港区は778人で7位となっています。登録住所が都内で圧倒的首位であるということから、区内を走るシェアサイクルも多いかと想定します。もちろん、事故件数も気になるところです。

 

<どこからどこへ乗っているのか>

●区内サイクルポート利用上位5
1)晴海トリトンスクエア前:5,945回
2)THE TOKYO TOWERS:5,718回
3)Brillia ist Tower 勝どき:5,426回
4)女性センターブーケ21(八丁堀):4,802回
5)浜町緑道:3,963回

 

●最も利用されているポート
平日:スマイルホテル日本橋三越前
休日:THE TOKYO TOWERS

平日は朝の8時台と夕方の18時台に利用回数が多く、通勤の足となっていることがわかります。

 

●中央区発の利用回数
中央区→中央区:62,392回
中央区→江東区:27,218回
中央区→千代田区:16,542回
中央区→港区:11,398回

区内利用がダントツに多いのですが、隣接区へは江東区への利用が最も多くなっています。

逆の、江東区→中央区:26,114回
江東区から隣接区への利用では中央区へが最多となっています。

この、中央区と江東区の相互移動ニーズに注目しています。
ベビーカーや車イス、登録者数が少ない60代以上の方々など、シェアサイクルを利用しない層の方々にも、その移動ニーズはあると思われますので、それは都バスやBRT、地下鉄などで十分に対応できているのか。特に人口急増が続く湾岸エリアの移動ニーズが高いことが影響していると思われます。有明、豊洲、晴海、勝どき、豊海、月島などを行き交うバス路線は、時間帯により混雑の声もあります。

 

安全、安心、快適な移動について、利用されるみなさまの声をもっと聴いていきたいと思っています。

 

 

<私も利用しています>
日曜の夜など「何か所ポートをハシゴしても1台も使えない」という時がありますよね。メンテナンス拠点の設置など、正しい稼働を維持することも、議会にて、引き続き取り組んでいきます。

 

 

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