リーダーシップとリスクコミュニケーションを求める

今日から中央区議会にて、令和3年度予算委員会がはじまりました。行政において、どんな事業を実施するかは、予算によるところが大きく、大変重要な審議です。各部や課が担当する内容ごとに、質疑が月末まで続きます。私は今回、出席委員です。

 

本日、初日の委員会があり、私は「歳入」(区の収入)について質問をしました。歳入のおよそ30%を占める「特別区税」が昨年比で4.8%減少する見込みです。区民のみなさまからの住民税である「特別区民税」は2.6%の減少見込みに留まっています。生産年齢人口が増加していることに起因しています。

 

私は今、日々努力をしながら、中央区に納税してくださるみなさまへ向けた、リーダーシップとリスクコミュニケーションを区長に求め、質問をしましたが、副区長が返答をし、区長のご発言はありませんでした。

 

予測困難で日々状況が変わり、判断が困難な危機だからこそ、リーダーが、自分の言葉で、住民に伝える機会を即時、またきめ細やかに行うことが求められます。リスクコミュニケーションはそのような危機にあっては、検討段階からオープンにし、共感を得るしくみづくりが必要です。私は前職にて、大学院の研究室で危機管理を学びましたが、その後の復興がよりよいものとなるために、正しいリーダーシップとリスクコミュニケーションが不可欠です。
会議の公開や透明性を高めること、情報公開や提供がより速やかに広くされるよう、今後の委員会で求めていきます。

 

明日もがんばります!

 

【参考】中央区令和3年度予算プレスリリース

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