「10代の声を聴く」コロナで急増しているLINE相談

親子・子育て応援ラボ」という勉強会が立ち上がって1年となりました。これまで、児童虐待の根本解決に向けて、様々な立場で活動されている方々からお話を聞いてきました。ラボの名のとおり、アクションにつなげていく、チャレンジ。今年は試行錯誤に、一歩進められたらと、事務局メンバーで話し合っています。

 

さて、今回の講師は認定NPO法人D×P(ディーピー)の今井紀明さんでした。
「10代の孤立を解決するためにできること」をテーマに、お話しいただきました。

D×Pは、通信定時制高校生の支援活動をされていて「ひとりひとりの若者が自分の将来に希望を持てる社会」を目指し、
「若者がつながりを得られる状態をつくる」ことをミッションとされています。

 

生きづらさを抱えた「10代の声を聴く」ということの難しさや、相談で配慮されていることが心に残りました。若い子からも学ぼうという気持ちで、まず、相手を否定しないという姿勢が大切だということでした。好きなことを社会につなげていくことで、信頼関係を築いていくということでした。

 

将来の希望が持ちにくいこともあり、不登校も多く、自殺を考えている生徒も少なくないのが現状です。

 

LINE相談「ユキサキチャット」をきっかけにつながることが大半とのことです。
高校生が自分のスマホで検索し、たどり着いているようです。

コロナの影響を受け、昨年はチャット登録者数が激増。一年間で2,700人近くが新規登録し、昨年末時点で登録者数は3,500人。相談員を拡充しても追いつかない状況とのことです。特に、昨年の緊急事態宣言時、夏休みは急増していたことがわかりました。

家の中にひとり。スマホに「死にたい」「高校生」などと検索している姿を想像するだけでも、つながりと支援がすぐに必要だとわかります。「ひとまずごはん」の活動も、とても重要だと感じます。

聞けば聞くほど、行政支援につながることがとても難しく、本当に意味あるつながりであり続けること、信頼関係を築くことの難しさも想像します。

 

「もともと社会的基盤がないからこそ、現状の情勢によって、困難を抱えた10代がより大きなしわよせを受けています。」
このメッセージを忘れずに、セーフティネットをつくることを、共に考え、行動していきたいと思います。

 

 

<参加のみなさまへおわび>
今日は事務局の一員として、司会進行を担当させていただきました。チャットが盛り上がり、全てをキャッチアップできなかったことを反省しています。参加のみなさま、至らずにすみませんでした。また参加してくださいね。