10月2日に富士通株式会社よりプレスリリースされましたが、
練馬区と中央区が共同で、住民税額の確認や修正業務にAIを導入する実証を開始することとなりました。
プレスリリースはコチラ
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2020/10/2.html
これは、練馬区が昨年から行っていた共同実証を元に、中央区に適用し、そのAI導入の効果を検証するといった内容です。
これまでは不整合に対し、人がチェックをしていました。
練馬区の実証では、AIと人とを比較した正答率は98.4%、作業時間は53.1%削減とのことです!
本年度(R2)は、総務省「自治体AI共同開発推進事業」に決定したため、区の予算支出はないとのことで、説明がありました。来年度以降の導入や支出については、検証を踏まえて判断していくとのことです。
こちらの共同実証については、オンライン形式のグローバルイベント「Fujitsu ActivateNow」にて、10月16日(金曜日)より紹介されるとのことです。
本日の区議会、決算委員会においても、質疑応答にて説明があり、その効果が期待されているところです。中央区は、今後、あらゆる業務にRPAやAIを活用していくと説明しています。
本日は、8月に導入したchatbotへの振り返りもありました。日々情報が更新されるコロナ関連情報の検索としては、適切ではなかった、と中央区から説明がありました。
区民や関心のある方々へ向けても、それぞれの業務や分野の特性に合った、様々な技術の活用が求められれいます。適切かつ効果的な導入に向けて、急ぐべきことは早急に取り組む必要があります。