いきいきサロン「介護を考える会」子育て家庭と共通した食のお悩み

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

前日のオレンジカフェ銀座(認知症カフェ)にて「明日も来てね」とお声かけいただき、いきいきサロン「介護を考える会」に参加しました。多くの気づきがあったので、ブログに残そうと思います。特に私の心に残っていることが「今日、本当に来てよかった」とおっしゃっていた方の安心された表情です。お一人でご両親の介護と向き合い、共に暮らしながら、兄弟姉妹との行き違いなど、深く悩みをひとりで抱え込まれているご様子でした。誰かに話せる「居場所」が、本当に必要だと、感じました。

【介護を考える会】
開催:毎月第4土曜日、午前中(10:00~11:30)
場所:勝どきデイルーム
会費:100円

お年寄りや障がいがある方を、自宅や施設で介護されているご家族が参加の対象です。ご家族が区内ではなく、遠方であっても参加できます。実際に私が参加した際も、「実家は九州で」「実家と行き来していて」といったお話もありました。ご家族への声かけや使えるリソースの工夫など、他の方も同じように悩み、よくなった経験談などが参考になるところもあります。みんなで一緒に考えながら、話してみることで、意識していなかった自分の気持ちに気づくこともありますね。

「私も半年前はそうだったの」
「無理しないでね、自分も大切にしてね」
こんな温かい言葉の数々が続き、胸が熱くなりました。

【いきいき地域サロン】
外出の機会が少ない一人暮らし高齢者や子育て中の方などが、集会所などに集まり、仲間づくりや福祉的な活動を自主的・定期的に行う「場」のことです。サロンの立ち上げについてのご相談や助成金(年度3万円以内)を交付するなどの支援があります。中央区社会福祉協議会 にお気軽にご相談ください。

【子育てと共通する「食」の負担】
介護が必要なご家族が、元気になったり、楽しみにしていることが「食」であることが多いと、みなさまのお話からわかりました。介護を担う方々は「おいしいものや食べたいものを食べさせてあげたいけど、私自身の負担が大きい」という悩みを打ち明けていました。実際に腰痛や身体の疲れなど「してあげたくても難しい」状態を訴える方も少なくない状況でした。

私自身は子どもや子育てに関わる「食の負担や悩み」を日常的にお聞きしてきているので「同じ、または似ている」と感じました。支援を担う方にそのように声をかけると「みんな同じことに悩んでいるのよ」と教えてくださいました。

家庭の中だけで、家族だけで、は、ひとり暮らしが多い高齢者世帯や、核家族で暮らす子育て家庭には、解決が難しい問題が、共通してあるということです。それは社会課題であり、地域や社会で、みんなでよくなっていく方法や場づくりが必要だということを、改めて痛感しました。

会の場では
「マチルダが高齢者も利用できないか」
「7 NOWは遠方の高齢者に確実に届くから便利」
など、活用している民間サービスなどの意見交換も充実しました。

<高橋まきこの思い>
介護を考える会もご参加は女性が中心でした。家庭内のケアの担い手である女性たちの悩み、身体の不調などは、年齢や家族の状況を超えて共通していることが多く、何歳になっても同じように悩み「自分らしい生き方」に困難を感じる女性たちを、どのようにサポートすることができるか、改めて考えています。

誰もが希望を持てる、希望を叶えられる中央区であるために、ひとり一人の毎日が、とても大切です。

あわせて読みたい
オレンジカフェ銀座 はじまりました 認知症の方とご家族へ いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。 ユルっと銀座が好評の、京橋公園内にある京橋コミュニティルームにて、オレンジカフェがはじまりました...

=== 区政と都政のさらなる連携へ === もっと区民の声を届けよう ===

中央区民のみなさまは 高橋まきこLINEオフィシャルアカウント から、直接感想をメッセージでお届けください。高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。

★★★★★★★

中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。

★高橋まきこの活動がわかる政策レポート集は コチラ

シェアして応援する
目次