いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
目黒区議会のたぞえ議員にアテンドいただき、台東区議、墨田区議と共に、行政視察をさせていただきました。中央区議会で中央区が「目黒区は早期から取り組んでいる」と言ったことからもわかるように、DXの専管組織を設置して4年が経過したところです。
【目黒区のDX推進】
民間から外部人材の登用は、中央区や他の自治体でも取り組んでいることですが、目黒区で注目した組織体制とアクションがありました。
・職員PTとして若手職員からのボトムアップに期待したワーキングチームを立ち上げたこと(R2、新しい時代に向けた区政再構築検討会議)
・外部人材の登用で「広報課長」を配置(R3)
・各部や課に伴走してDXの進捗管理を行う、情報政策推進部を設置(R3)
・やっただけで終わらないPDCAサイクルを強化する「DXビジョン実行プラン」を策定
など、実際に取り組むのは各担当課としながらも、待ちでも丸投げでもない伴走が心強い存在なのだろうと思いました。
【使われないと意味がないオンライン化】
各事業のオンライン化の目標を計画として立て、どこまで進んでいるかを確認していると言います。デジタル区役所やポータルサイトを開始して、オンライン上で区民との接点をつくる取り組みも効果的だと思いました。
実際に一時預かり保育の予約やベビーシッター利用支援事業の申請は、オンラインが活用されていて好評とのことです。
また、小学生の放課後の居場所の保険申請は、オンライン申請がほぼ100%になったそうです。保護者世代との親和性が高く、効果を実感したそうです。どれも羨ましい気持ちになりました。負担が大きいところですね。中央区でもあきらめずに要望を続けます。
目黒区ではオンラインの手続きを8分野に取り入れているそうです。(出生、死亡、転出、転入、転居、結婚、離婚、氏名変更)特に、転出、転入、死亡の利用率が高いそうです。

【AIも積極的に活用】
管理職向けにAI活用研修を実施して、積極的な活用を促すとのことで素晴らしいと思いました。中央区に求めてきましたが「活用ガイドラインが未定」と否定されたところです。悲しい気持ち。
目黒区では生成AIまで連携し、新たにAI音声認識ツールも試行中とのことです。めぐWEBの操作画面を実際に見て「使える」と共感しました。
中央区が今すぐにすべきこととして「業務フローの見直しと棚卸」があります。業務改革と人材育成に立ち向かう中では、まず今の仕事のやり方を整理しないとサステイナブルな改善アプローチができなくなり、何度もやり直しが必要になります。取り組んだら評価される人事評価も必要だと思いました。丁寧なご説明とご回答に、心より感謝申し上げます。


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