中央区 ベビーシッターの対象拡大予定はなし

本日の中央区議会、福祉保健委員会にて、ベビーシッター利用支援事業について、再び質問しました。私からは「いつ(東京都の本年度予算対象に合わせた)対象拡大するのか」「マッチングが難しいという声に、中央区はどんなサポートができるのか」を質問しました。

<本日の中央区の答え>

産後ケアの法改正があり、その対応として導入した。コロナの影響を受け、集団に行きたくないということで対応した。安全にお預かりする施設型をしっかりとやる。それ(産後ケア)以外の対象は区の既存の事業で対応できている。よって対象拡大をいつとは思っていない。

シッター事業には保育の質、密室化などそれなりの問題がある。

みなさまはこの答えをどう受け止めますか?

東京都の本年度(令和3年度)予算の対象はこちら↓

私は

保育の質と密室化を問題視するならば、尚更、東京都の本年度予算、新規事業を導入し、巡回支援の充実とウェブカメラ機器購入補助を実現すべきだと思い、発言しました。

また中央区が現在の計画で明言してきた「多子世帯支援」(2人以上の子どもがいる家庭支援)を実現するには、未就学児全体を対象にすることで、上の子にも支援を届ける必要があります。

育休延長を選択した保護者

保育所からの要請で希望の保育時間が確保できない保護者

延長保育のない区立幼稚園の保護者

など、さまざまなご家庭から、対象拡大のご要望の声が集まっています。

今後は、中央区にどのような声が寄せられており、それは既存の事業で十分に対応できているのかを質問しながら、本質的な子育て支援、産後ケアが実現しているのかを確認していきます。何度もお伝えしているように、これは全額東京都の支出金による事業です。東京都が都民への子育て支援として必要だと予算化したものを制限して実施するのはなぜなのか。

冒頭にお伝えした「マッチングが困難」については、そういった声があれば、中央区から東京都に要望するとのことでした。

みなさまのお声をお聞かせください。

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★★★★★★★

みなさまからのご意見もぜひお寄せください。お待ちしています。

※中央区から直接の返答を得たい場合は「区長への手紙」から伝えて求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。

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