いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
本日の中央区議会環境建設委員会にて、中央区のコミュニティバスである江戸バスが、土曜と休日に減便となることが中央区から報告されました。区長への手紙などでも、増便やルートの拡充などを望む声が多く、特に夜はより遅くまでの運行のご要望も多かったところなので、とても残念に思います。10年前になりますが、私が中央区の区政モニターを担当していた頃から「映画後に帰る便がない」とか、夜間の運行への要望と期待は大きいものでした。
【減便の内容】
土曜日と休日(日曜日と祝日)が対象で、内容は以下の通りです。
・現在20分間隔のところを「30分間隔」に
・始発が8時台
・終発が18時台
【減便の背景】
昨年度は85万人が乗車していて、もっと増やして便利にしてほしいというニーズも高いところ、なぜ今回「減便」が決まったのでしょうか。
運行している日立自動車は、運転士の適切な休息期間の確保など、労働環境の改善を進めてきたそうですが、運転士の確保が困難となっているため、安全な運行の維持のために必要という判断に至り、中央区にお申し出があったということです。
その背景には「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」の改正がR6年度4月に適用されたことがあります。
【人口増と交通インフラの整備】
タワーマンションの建設と共に、人口が増え続けている中央区ですが、バスの乗車困難はあらゆる路線でお聞きしています。主に都バスですが、豊海、晴海、勝どきとお聞きしています。
「これから豊海のタワーに入居が始まると、もっと混雑しそう」という04への不安の声も、お聞きしています。BRTや直通のライナーなどに加えて、多様なモビリティや、域内交通の整備など、多様な移動手段を組み合わせて、全体ニーズのバランスを調整していくフェーズを迎えていると思います。
<まきこ’s eyes>
今回の減便は残念に思いますが、他の交通・モビリティや域内交通の再検討が必要なのだと思います。江戸バスは「一筆書き」路線ですが、ひとつの路線が長くなればなる程、その安定した運行の維持管理は困難になります。具体的には遅延が発生しやすく、定時を取り戻しにくい傾向となります。晴海フラッグへの「延伸」ルートを設けたことにより、この特徴も顕著になっているのではないかと懸念します。
・区道まで細やかに回る
・区の施設を利用しやすいように
こうした目的達成のためには、主要路線の設置や強化体制への対応が迫られていると感じます。区のコミュニティバス、都バスと民間の運行バスと、役割分担をデザインしていく、交通ネットワークの再構築が必要です。都と区、民間との連携を強めて。

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