なんとかしたい!にっぽんの子ども・子育て

にっぽん子ども・子育て応援団」の結成10周年フォーラムに参加しました。

私が子ども・子育て会議の区民委員になった時に、初めてこの団体の活動を知り、
この活動の拡大が未来を変えると感動したものです。

今回、発足からの活動経緯を村木厚子先生からの講演にて、改めて確認することができました。私が心に残ったキーワードと数字を記録しておこうと思います。(抜粋)

H22年時点、第1子出産前後(1年)に、母親の50%は離職している

・父親の就労時間が長時間のため、家事・育児時間は週に1時間23分が平均(世界標準は3時間)
夫の家事・育児時間が長いほど、第2子以降の出生割合が高い

・子育ての悩みを相談できる人がいると答えた母親はわずか44%(過半数は相談できない)

★H24年度(いわゆる新制度関連3法)のポイント
1)社会が応援する基盤作りと働き方改革の両輪が不可欠

2)未来への投資として、増税分から7,000億円は予算化した

私が区議を目指したのもここが理由で、基盤作りは主に「地方自治体」が担う、となったためです。地域のニーズを捉え、計画を策定し、給付・事業を実施するのは区であると明確化されたのです。初めてこどもの未来に予算がつき(恒久財源)、その運用が任されることとなったのです。
子ども子育てについて、極めて地方自治体の真価が問われることとなりました。

では今、必要なものは何か?
1)居場所
2)味方
3)誇り

これはなんと、認知症の高齢者に必要なものと同じだそうです。
地域で目指すべき方向性は、はっきりとしています。

区民同士が盛り上げる場を創造していくこと、これが区の課題です。(市民自立型社会)主人公は区民で、政治にはそれを支えるしくみをつくることが求められています。

私は、区民の自分たちにできることとして、5年前に「育フェスCHUO」という市民団体を立ち上げ、活動の仲間を増やし、仲間と共に中央区の子育てを応援してきました。今は、こうした子育てに関する区民活動がとても盛り上がってきています。中央区の活動団体も増えています。今度は新たな立場から、こうした活動を支え、活性化させるしくみづくりを実行していきたいと思っています。もっと応援!

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