いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
本日開催されました、中央区自立支援協議会を傍聴しました。会議で報告された内容は、アンケート調査に対する障がいの当事者や支援者のみなさまからの回答の報告や、各部会からの報告と充実した内容でした。特に医療的ケア児支援法施行(令和3年9月)後の中央区における対応について報告がありましたので、本日確認したことをお伝えします。
【区立幼稚園の受け入れ】
本年度から初めて、医療的ケア児が区立幼稚園に通い始めたとのことです。週に一度などの登園状況であるそうです。中央区では今後、保育所は一か所、区立明石町保育園で受け入れていくことが示されています。
【中央区の現状と対象者】
令和4年6月現在で、医ケア児の対象者(65歳未満)は39人で、これに対応する中央区のコーディネーターは8名とのことです。コーディネーターは東京都の研修を受けて配置されます。
参考 <東京都医療的ケア児支援センター>
令和4年9月に東京都立大塚病院内に設置されたとのことです。ここで相談支援、情報提供、研修、連絡調整という4つの機能を担い、都全体として、適切な支援が受けられるようにしていくとのことです。WEBお問い合わせフォームなどの情報は コチラ
【受け入れ体制整備の難しさ】
法が示す対象児童の幅が広いという難しさについて、小児科医から説明がありました。受け入れ時の支援内容が個別に大きく異なるため、その整理をする必要があるとのことです。園の受け入れは看護師の配置や、関係者の連携などの整備が必要であり、ある程度集約化する必要があるそうです。
区立幼稚園や学校ということでは、教育と福祉の連携が一層求められることにもなります。今後、中央区ではどんな関係者連携、会議、決定、支援をもって受け入れていくのか、引き続き確認していきたいと思います。