産後ケアでつながる 江東区「東峯サライ」を視察

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

江東区、東西線の木場駅からすぐのところにある「東峯サライ」さんを視察訪問させていただきました。調整してくれた、酒井なつみ江東区議会議員、ありがとうございます。

【中央区のママが多く利用している】
中央区の産後ケアは、これまでお伝えしてきたように「宿泊型」しかありません。コチラ

法改正によって、デイサービス(日帰りの通所)やアウトリーチ(家に訪問)も示されていますが、中央区は導入していません。

東峯サライは産前産後ケア施設で、宿泊型、日帰り型、乳房ケアを主に実施しています。

中央区からすぐの隣接エリアでもあり「日帰りや乳房ケアを自費で負担しても受けたい」という方が多く利用されていて、自費で受けている方の多くが中央区民であると教えていただきました。中央区のママでは「中央区の保健師に日帰りの産後ケアとして勧めてもらった」という方もいました。

【産後ケアを届けてみんなの安心に】
中央区で唯一の産後ケアである聖路加の宿泊型を利用している方は、区民で出産をされた方の12%に留まるそうです。

理事長は「困った時に、いつでも受け入れてくれる場所と人が妊産婦には必要」とおっしゃっていました。困ってから知るのでは遅く、妊娠中からつながり、ここに行けばこんな安心ができるのだと知っておくことで、本当に困った時にたどりつけるものだと思います。

ひと息つけば、また走れる。安心して休む時間が必要
見直しによってまた愛着形成ができる
産後6週間の過ごし方はその後の人生に大きく影響するし、健康寿命に関わる
このようなメッセージも心に残っています。

【つながり続ける工夫】
出産はスタートであり、その後につながりを続けるための工夫が必要です。

・2週間健診、4週間健診
・日帰りのデイケアで多子世帯が安心して休める
・臨床心理士や理学療法士などの専門職種との連携

「困ったら相談してね」と待っているだけではつながりは途切れます。つながりを続けるしくみづくりを、宿泊型の提供のみに留まらずに積極的に構築し、自己負担が軽減されて利用しやすくなり、つながりやすくなるように、積極的に支援を実施するように、中央区に引き続き求めていきます。

<special thanks>
松峯理事長、中嶋助産師、温かく迎え入れてくださいまして、ありがとうございました。

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