保育事故ゼロへ 子どもの事故予防地方議員連盟

子どもの事故予防地方議員連盟(コドジコ)の発足から2年が経ち、本年2022年から、委員会活動がスタートすることとなりました。

私は「保育園・幼稚園等対策委員会」の委員長を拝命し、恐れ多いことではありますが、全力で委員のみなさまを応援し、共にチャレンジしていこうと思っています。今日はキックオフミーティングをオンラインで開催し、全国の地方議員が集い、保育に関する事故ゼロに向けて意気込みを言葉にして自己紹介をしました。ゼミやグループ活動は、ひとりで気付けなかったことや、違った視点を共有できるところが要でもあるため、インプットとアウトプットを繰り返しながら、それぞれの地域に活かし、日本全国の保育に関する事故をゼロにしていけたらと思っています。参加委員からは、アレルギーをはじめとした食の安全やバスの事故などへの関心の声も多く寄せられています。

全国から集まりました!

私はこれまで、保育に係る方々から「園の風土・風通し」が根幹で大切だとお聞きしてきました。福祉はやはり、人と人です。その関係や協働のあり方が大事なんだと思います。
事故が起きる可能性がある園では、どんな保育にもリスクが潜む。
一方で、その心配がない園は、どんどん保育の質が高まっていくというのです。

子どもひとり一人に笑顔が増え
保護者ひとり一人に安心が届くように
そんな活動を副委員長をはじめ、みなさまと取り組んでまいりたいと思っています。

<参考>

教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン

子ども家庭庁「こども政策の新たな推進体制に関する基本方針

こどもの事故防止に関する事務を所掌し、消費者庁や文部科学省等の関係府省庁と連携して、こどもを事故から守るためのプロジェクトを推進する。関係府省庁連絡会議を開催して政府全体の調整を行うとともに、教育・保育施設の事故防止や学校や保育所が加入する災害共済給付等を自ら担う。こどもの事故防止に関する注意喚起を消費者庁と連携して行う。
こどもの死亡の原因に関する情報の収集・分析・活用などの予防のためのこどもの死亡検証(チャイルド・デス・レビュー(CDR))の検討を進める。
こどもが主体的にインターネットを利用できる能力習得の支援や有害な情報を閲覧する機会を減少させるための環境整備など、こどもが安全に安心してインターネットを利用できる環境整備を担う。
登下校の安全や犯罪からこどもを守る取組を進める。

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