東京都「災害用に備蓄する生理用品を区市町村に提供します」に対して、中央区が希望し、この寄付を受けて配布の実施となりました。
<中央区の生理用品配布について>
金銭的な理由で生理用品を購入できない女性を支援するため、東京都から寄付された防災備蓄用の生理用品を配布します。配布窓口に設置したカードを提示することで配布します(スマートフォンなどでの画面提示も可)
〇配布場所:数量
1)中央区立女性センター「ブーケ21」1階受付:108パック
2)中央区役所6階 子育て支援課窓口:72パック
〇配布日時
4月12日(月曜日)から4月16日(金曜日)まで
各日午前9時から午後5時までに窓口にお越しください
<<これから>>
今回の取り組みは大きな一歩ですが、これをスタートとして、
「だれもが安心して生理を迎える環境を整えるために」取り組みを続けていかなくては根本的な解決にはなりません。
私は今回の窓口配布に取りに来れない人の深刻さ、を思っています。
学生や就労者は、平日日中に窓口には来れないのではないか。「日本の若者の生理に関する調査」結果からも、学生へのリーチが必要であることは確認されています。
この理由は経済的な理由に留まっていないので、その対応を忘れてはならないと思っています。さらに言うと、この配布情報は今回の対象となる方々へ届いているのかも心配しています。
ジェンダー問題全体の課題解決へ向けて、ひとつずつ取り組みを続けなくてはならない。
トイレットペーパーのように、生理用品が必要なときには誰もが、いつでも、どこでも、自己開示しなくても入手できる環境を整えることが必要で、そのためには、学校や公共施設等のトイレへの生理用品の設置が不可欠です。
今後の中央区の取り組みを確認していきます。
みなさまからのご意見もお待ちしています。
<参考>
〇 みんなの生理
ここで終わりにしないために
トイレに生理用品を無償設置することについての要望書
日本の学校へ通うすべての生理用品を必要とする学生へ
健やかな食生活、環境も大事ですね。