予算委員会3日目、区民費に関して質問を担当しました。
主に、地域コミュニティ活動支援、社会教育(地域や家庭で子どもを育てること)、ハッピー買物券について質問をしました。もっと聞きたいことを用意していたのですが、タイムアウトでした。
●地域で活動したいと思ったら
私自身、2013年頃から地域で団体活動をしていたので「こんなことやりたい」「こんな人とつながりたい」というモチベーションはあっても、何から始めればいいのか、誰に相談したらよいのか、と悩む気持ちがとてもよくわかります。
今は議員となり、以前よりも多くの方々から「これやりたい」というご相談をいただく機会も増えました。
今回、私からは「ワンストップの相談窓口」の開設を求めました。
施設も事業も助成制度もたくさんありますが、なかなか調べきれません。地域で活躍してくれる方々を増やすには、こうした寄り添うパートナーが必要です。同じ書類をいくつもの窓口に手渡し、提出するのではなく、共通化すれば相互に省力化しながら、必要事項を共有することができます。そのためにはデータ化も必須です。
中央区の関連施設は団体登録をすると利用できます。現状は残念ながら、それぞれの窓口に行って手続きをする必要があります。施設ごとに目的があり、それに合致した団体であるかを確認する書類の提出が必要です。正直、それを揃えるのも、窓口時間に行くのも、勤務をしているとなかなか大変です。
活動のための施設や支援事業の一例を列挙します。ピンク文字はリンク、クリックできます。
・集会施設一覧(区民館ほか)
・協働ステーション中央(社会貢献活動情報サイト)
・女性センター「ブーケ21」八丁堀
・社会教育会館
・きらら中央「地域活動室」
・環境情報センター(京橋)
・中央区社会福祉協議会(団体活動支援)
これでも一部ですが、自分たちのやりたいことがどこでできるのか?どんな支援をしてもらえるのか?把握するのも大変です。
実際、私が相談に乗っている方々も「電話でたらい回しにされた」「窓口に何度も資料の再提出に行った」といったお声は少なくありません。
モチベーション高く、意欲のある方々を消沈させてしまっては大きな損失です。
地域の支え合いは、一朝一夕に達成できるものではありません。
防災、危機管理、安心安全などのためにも、一人ひとりのみなさまのお力が必要です。
微力ですが「中央区でこんなことやりたい」という方は、ぜひお声かけください。
<区民費、ほかにこんな質問もしました>
・「子どもは家庭で育つ」という言葉によって傷つく子どもはいないのか、配慮が必要ではないか
・ハッピー買物券、次回6月販売に向けての改善要望(マップ表記、デジタルクーポン化、アンケートの実施)