中央区議会、東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会に出席しました。
今回は、東京2020大会期間中の、中央区内交通への影響などについて質問をしました。
区民のみなさまからは「開催への中央区の姿勢」を問われることが多くありますが、年始に区長が「大会の成功」に向けた姿勢を示しました。
私自身は、開催において男女平等やSDGSの実現は欠かせず、そうした大会として成功し、子ども達によいレガシーとなることを願っています。
1)勝どき橋から湊までのフリート運行ルートについて
「築地デポ」という駐車スペースを利用する「フリート=乗用車」の運行ルートが修正されて示されました。写真にあるように、勝どき門を出てから中央小学校の先、湊1丁目までのバス通りが運行ルートとなりました。大会期間中のピーク時は、フリートが1日に約1,800台、出入庫するとのことで、以下の心配について、中央区にも配慮を要望しました。
・歩行環境の安全確保:近隣には小学校・幼稚園のほか、保育園も多い
・車道の流れ:都バス東15や江戸バスのルートであり、福祉バスの乗降場所もある。病院バス停では乗降客が多い時間帯もある。
・夜間走行の騒音:走行時間に限りがない
2)晴海2丁目周辺の歩行環境
これまでも中央区に対し、区民のみなさまから、晴海2丁目から3丁目付近に渡る歩道橋など、歩行環境改善要望のお声が寄せられてきました。現在のBRT暫定バスターミナルを中心にして駐車場となることから、この安全について、再確認を取りました。
大会後はBRTターミナルの建設・再開発に合わせて「デッキ歩行環境整備」が計画されているとのことです。残念ながら、明確な設置時期は未定とのことでした。
通学や通園の子ども達が急増しているエリアであり、少しでも早く、安心・快適な歩行環境となるよう、引き続き確認を続けます。
<歩道橋が通学路について>
歩道橋は、みなさまからもお声を頂戴してきましたが、なかなか大変なものですよね。
小さな子どもと手をつないで並べず、傘をさしてすれ違えないとか、長靴が重くてすべるとか、親子で手をつないで並べないとか。実際、過去に大雪の日は凍ってすべり、強風の日は上では傘もさせませんでした。高齢の方々からも、昇降で階段が多いと厳しい、ともお聞きします。
他の地域でも「通学路が歩道橋」というところがありますが、その安全確認も大切だと感じています。