病児保育をもっと身近に オンライン予約とベビーシッター

いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。

本日の都議会、都民ファーストの会からの代表質問にて、病児保育(病後児を含む総称)について、みなさまが安心して利用できるように東京都の取り組みを改めて確認しました。後藤なみ政調会長(足立区選出)が登壇しました。

都民ファーストの会は、これまで、突発的な子どもの体調不良に対応できる新規事業を提案、推進してきました。保護者が仕事などを休めればよいのですが、急なことで対応が困難なことも多くあります。

【ベビーシッターの活用】東京都は今月、12月からベビーシッターを活用した病児保育を開始しました。これから効果や課題について、多角的に検証していくと説明しています。※中央区も対象: 参考

【施設補助の拡大】東京都は、病児や病後児を受け入れる医療機関等に対し、本年度から運営費補助を開始しています。この施設補助金が適切に活用されるためには、区の病児病後児施設が正しく稼働していることが前提となります。定員ベースの補助金のため、稼働していない施設に補助金が支出されていくと課題となります。(空き施設に補助金を支払い続けることになる)そのため、東京都に対して、稼働の実態把握を要望しています。

全国的に病児保育の稼働は3割程度に留まります。当日キャンセルを埋められないことが原因とされている一方で、国のアンケートによると「利用したいときに空きがない」が保護者の困りごとの最多となっていることから、マッチングを高める、スマホで即時性をもって完結するしくみが必要です。

【オンライン予約システムの導入】東京都はこうした状況に対して「オンラインでの予約システムの構築を支援するなど、利用者の利便性向上を推進している」と説明しました。東京都全体でオンラインシステムが導入しやすい環境整備が進めば、中央区のように、現在、導入されていない自治体にとっても、導入がより身近になっていきます。(ぜひ導入していただきたい)

引き続き、誰もが自分らしく輝くことができる東京都、中央区を目指して取り組みを続けます。ぜひ、みなさまからも、中央区にオンライン予約システムの導入について、ご要望があればお伝えください。区全体、広域で導入することでより有意義なものとなります。

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