いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
フェムテック地方議員ネットワーク のメンバーにて、東京都の はたらく女性スクエア を視察しました。本日は都内の区議と、千葉県内の市議、民間メディアの方とでお伺いしました。こちらは、表参道の東京ウィメンズプラザと同じ建物にあり、昨年の9月にオープンしたばかりです。
※フェムテック地方議員ネットワーク は、人々のWell-beingが向上していくために、地方議員の立場から政策の実現を目指し、学び合っています。地方議員と共にアップデートしようという民間の方々も参加しています。
【キャリア相談はほっとできる場所で】
こちらは、日々がんっている女性が「ほっとできて元気になれる場所」を目指して、キャリア相談などを通じて、女性の活躍をサポートしています。オンライン、来所、電話などの相談対応があります。都内在住、在勤の方でしたらどなたでも相談できるとのことです。
★キャリアチェンジに関するご相談が多い
★相談予約はほぼ100％、webサイトから
土曜を中心にご相談が多く、当日の相談予約も少なくないそうです。相談にアクセスしやすいことも重要ですね。
★育児との両立をしながら転職を経験した方の話が聞きたい、など
社内の人事担当や、中小企業で女性雇用環境整備をしたいが理解を深めたいといった労働相談も多数あるそうです。受付からずっと、施設内はいい香りに癒され、ガイドのロゴはかわいらしいスイーツ、ラウンジは居心地がよくて、ライブラリーには読みやすい本から役立つ本まで並んでいます。「相談のハードルを下げる」「また相談したい」と思えることが大切だと感じました。
【フェムテック導入予算、東京都】
東京都の「働く女性のウエルネス向上事業」では、環境整備に取り組む企業を奨励しています。（奨励金10万円）事業の成果報告機会、企業の事例紹介がこれからとして準備されているそうで、期待しています。「働く女性のウエルネス向上委員会」では、女性特有の健康課題を知る、学ぶ！としてyoutubeをはじめ、様々な発信もされています。本年度はテーマを「更年期」としたとのことです。アンケート結果からは、更年期症状がつらくて休んでも「更年期で」と言わない人が8割！などの具体的な声と実態がわかります。
【私たちにできること＆フェムテックの課題】
フェムテックという言葉が浸透していく一方で、マーケットとして商品や技術的なものが取り組みの中心になりがちなことは、ひとつの懸念としてあります。それらも含めたしくみとして、社会全体がよりよくなり、生きがいやはたらくことにポジティブになれたりといった実感につながることが大切だと、私たち議員は考えて取り組んでいます。そのためには、ひとりで抱え込まずに相談しやすいことが重要で、はたらく女性スクエアのこれからの展開にも、とても期待しています。
貴重な機会と丁寧なご説明をありがとうございました！
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