いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
なんとも夏休みらしい企画を、桑原やすえ 逗子市議会議員からご案内いただき、視察訪問が実現しました。今すぐ行ってみたい！という方もいらっしゃるかと思いますので、詳しくレポートします。※参考 逗子旅
＜ご案内してくださったみなさま＞ありがとうございました！
・逗子市 経営企画部
・戸田建設株式会社 戦略事業本部
・NPO地域魅力
・逗子葉山経済新聞
・逗子市議会議員 桑原やすえさん
【シェアオフィス】
海岸近くにある逗子市の建物の一部を戸田建設にてリノベーションをして、ワーキングスペースの運営を担っているとのことです。現地の企画等は地域密着のNPO等と協力しながら進めているそうです。1階はシャワールーム、キッチン、ダイニング等がゆったりと配置されていて、別荘のような雰囲気でした。2階、3階は広くて部や課がまとまって仕事ができるような、オフィスフロアです。
逗子市の職員によると「内装やコンセプトなどはさすが戸田建設がプロなのでありがたい」とのことでした。市民の高齢化もあり、税収等を踏まえると、多様な関係人口を増大していくことに積極的だとおっしゃっていました。
【体験イベント】
今回の体験イベントは子どもだけではなく、保護者も希望すれば体験を一緒にできます。保護者はオフィスで仕事をする時間と、子どもと過ごす時間をデザインできる点が魅力的だと思いました。
1）体験1：竹細工
逗子は伝統的に竹細工が盛んとのことで、竹を守る活動をされている団体の方々が丁寧に竹の特性、特徴や扱う工夫などを説明し、実際に子どもたちがカットしたり、曲げたり、香りを確かめたりと手を動かしていました。グローブの用意や、刃物を丁寧にサポートするなどといったところが、プロ直伝の貴重な機会だと思いました。
2）体験2：やっぱり海！
逗子の日帰りは都心からアクセスできる、魅力的な海ですね。シーパークという浮いたアトラクションで45分遊ばせてくれるプログラムへの参加がありました。
体験はそれ自体がもちろん、子どもの育ちにおいて重要ですが、それに関わる人とのふれあいが、子どもたちをぐっと成長させてくれるようにも感じました。竹を大切にしながら颯爽と扱うプロの技、海のことや街のことを話し、寄り添ってくれる大人、こうした「いつもと違う」大人や子ども同士のふれあいも体験の重要な要素のひとつなのだと実感します。
【中央区の子どもたちが全国どこでも学べる機会を】
海外では多様なアクティビティやツアーがサマーバケーションの際に自治体から案内される地域もあり、日本（中央区）ではこうした案内はないのか？と帰国されたファミリーからお問い合わせを受けることがあります。
私立の認可保育園に入ると様々なイベントや体験の機会も多く、園の中に多様な民間のプロを呼んでくれる機会や、外に出かける機会など「いろいろある」と感じるお声も多く聞きます。一方で区立の保育園や幼稚園、小学生になると機会が少なくなった、というお声も少なくありません。
今回は行政と民間が連携した事例のひとつですが、広域として自治体同士、住民同士がつながり、こうした民間の力やノウハウとも協働し、区民が求める事業やサービス、案内になっていくといいなと思います。私は小学生の履修を共有できるような関係値になる自治体が、中央区と全国に広がると、学びや保護者の働き方が多様化し、魅力的になると思っています。保育留学が流行していますが、小学生になると継続できない課題があります。不登校支援としても体験活動が重要だと、全国どこの担い手のみなさまもおっしゃっています。
私は旅行業の出身で、旅行管理も旅程管理、保険販売などの資格を保持しています。旅行案内や条件提示、旅程管理といった視点からは、その業種との連携が望まれる点もあると思いました。中央区が中央区の森ツアーをHISに委託運営しているのは、そういった点が踏まえられていると思います。
参加した子どもたちの声を聴くと、はじめは戸惑いもあり「できるかな」「やったことない」などと言っていましたが、帰る頃には「絶対また来年も参加したい」「〇〇さんとまた会いたい」と言っていました。一日でグッと成長する姿にじーんとしました。
みなさまのご意見などもぜひ、お聞かせください。
★ご意見やご要望などは
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★★★★★★★
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