子どものSOSは届く?中央区の相談案内

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

今日は中央区議会、福祉保健委員会があり、出席委員として質問をしました。

最近、子どもたちに「小中学生のみなさんへ、相談してね」という小さなお知らせが配布されました。内容はヤングケアラーや家庭内の児童虐待を事例にして説明した内容でした。しかし、連絡先として電話番号が大きくひとつと、裏面に8つ表記されていて、電話番号だけで9つあります。

教育委員会から配布された「一人で悩まず、相談しよう」は13の電話番号と2つのQRコードが表記されています。

むむむ。。。

子どもたちに聞いてみました。

小学生低学年は「自分の電話を持っていない」という子が多くいて、家電(イエデン)はない(親の携帯電話のみ)という子も少なくありません。

小学生高学年以上、特に中高生は「電話は嫌い、かけたくない」と言います。相手がどんな人かわからないと口にする子どももいました。

区立小学校で配備されているタブレットを通じて、子どもたちは学校評価もGoogleFormからサクサク回答送信しています。クラスルームの先生からのフォームにも、すぐに対応しています。

こうした、保護者に、教員に、友達に「バレずに」心理的安全を確保した上で、大人に相談できるしくみの構築が急がれます。ヤングケアラーや教育虐待などの問題は、子どもと直接つながらないと、支援を届けることは困難です。私からは、子どもと直接つながりをもつしくみの構築を急ぐように要望しました。

中央区のヤングケアラーは0件とのこと。しかし、区内で「それらしい」とお聞きしている件があります。支援がしっかり届くように見守ります。

【児童虐待予防強化のために】
中央区と区内4警察署で協定を締結することになりました。これにより、定期的に情報共有しておくことで対応を早めたり、的確に行動することができるといった効果が期待されています。児相と警察任せに留まらず、中央区子ども家庭支援センターが主体的に警察と連携し、名称どおり、本区の子どもと家庭へ直接的支援を届ける重要な機能を果たすように期待しています。

4年間、常任委員会はずっと福祉保健委員会を担わせていただいてきました。子育て支援ど真ん中の委員会ですが、私はどれだけの子どもの声を集め、届けることができたでしょうか。残る今期、任期中の常任委員会はあと一回となりました。しっかりと努めたいと思います。

シェアして応援する
目次