保育園の園バス事故を受けて、中央区でもさらに保育に関する事故予防の取り組みを強化しています。中央区の認可保育所では、バスを運用している施設はありませんが、今回の学びを活かし、保育に関する事故ゼロを取り組む必要があります。
【園バス事故から考える予防への課題】
・「通知」は活かされなかった
・登園確認をしなかった
・代行者が代行できなかった
【保育事故予防】
重大事故は東京都に報告することになっており、中央区も知ることができます。都心の保育においても注意すべき事故の予防から考えます。
・置き去り
公園等の置き去り防止に重要なことは、人数確認のタイミング。2つのグループに分かれての行動などは特に、人数等の共有が重要
・園からの抜け出し
子どもが一人で出られないような体制の徹底
これらは基本的なことだと感じる方も多いかと思いますが、子どもの人数が多い中で、水分補給やトイレなど、子ども個別の状況に対応しながらは、困難な時もあると思います。保育士ひとりの負担にならない体制づくりが重要となります。
【中央区から保育園へのサポート】
「保育士の先生方はとってもがんばってくださっている」と保護者のみなさまからよくお聞きしています。中央区では園へのサポートもあります。
・通知の配信:ポイントをわかりやすく書き添えて伝える
・園長会:横のつながりと地域の情報共有などの機会提供
・巡回支援:園を見に行き、外からの目でアドバイスを実施
今、保育を利用している方も、これから保育園に申し込もうという方も、不安があるかと思います。保育園とコミュニケーションを取りながら、安心できる保育となるように、私も引き続き確認を続けます。
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