世田谷区「ほっとスクール希望丘」不登校支援視察

世田谷区には教育支援センター(ほっとスクール)が3つあり、そのうちのひとつ、公設民営(業務委託)の希望丘を視察訪問させていただきました。不登校支援の経験豊富な民間の力を活用し、子どもたちにとって安心して、自分らしく過ごせる「心の居場所」となっています。全体は陽の光がいっぱいの明るさが印象的でした。

【自分のことは自分で決める】
子どもたちの意思表明、自己決定が尊重されています。通う日、過ごす時間、何をして過ごすかなど、子どもが自分の気持ちで自分で決めることが大事にされています。

 

【利用できる時間】
学校開校日に準じ、平日の9時30分から15時が開室時間となっています。
15時以降は、主に説明会や個別相談などの時間とされています。

 

【利用できる子ども】
世田谷区に在住している小中学生であれば、私立学校に在籍していても利用できるそうです。全区が対象で、3つのほっとスクールいずれかを選んで利用できるとのことです。利用は無料ですが、お弁当を持参する場合は自己負担となります。

 

【学校の出席日数となる】
世田谷区では、ほっとスクールに出席した日は、学校の出席日数として取り扱うそうです。さらに、オンラインでリアルタイムに授業参加すると、授業への出席として扱うとのことでした。その他、ロイロノートやTeamsの活用で課題に取り組むなどの内容も評価されるそうです。

 

【保護者の集い】
保護者への支援がとても大切とのお話でした。まず「説明会」でスクールを知ってもらい、つながる。実際の利用は、そのうちおよそ半数になるそうですが、支援に緊急の必要がある際は、各所で連携してサポートを開始するとのことで、つながりのきっかけになっているところが素晴らしいと感じました。

 

【キャリア教育】
卒業した高校生、ボランティアの大学生など、多様なサポーターが来所して関わっていることも魅力のひとつだと感じました。目の前の高校のことのみならず、将来を考えるきっかけ、体験が多く必要だという点に共感しました。

 

利用している子どもたちの、のびのびとした姿や、好きなことを話す際の目の輝きが印象的でした。お忙しいところ、みなさまに温かく対応いただきまして、ありがとうございました。

 

同じ複合施設内(上の階)にあり、ほっとスクールとも連携している、青少年交流センターという居場所との連携も素晴らしいと思いました!

世田谷「アップス」若者の居場所 視察レポート