世田谷「アップス」若者の居場所 視察レポート

前回ブログに引き続き、世田谷区、希望丘の複合施設の視察レポートです。フロアを更に上がった「アップス」青少年交流センターをご案内いただきました。下にある不登校支援の居場所が終了時間となると、そのまま移動してくる子どもたちも多いとのことで、
連携できる場やサポートの人のつながり、居場所がいくつもあることの居心地の良さといったものを実感しました。

アップスinfo
登録利用者:39歳までの若者
利用無料!
時間:9時~22時
業務委託による運営(公設民営)

登録者は小学生と中学生がおよそ25%ずつ、高校生世代が35%
となっており、学生世代を中心にした「若者」のサードプレイスになっていることがわかります。

【若者の声を活かした設備!】
・wifiフリー
・電源フリー
・勉強できる(試験前は机ブースが満席!)
・音楽ができる(防音室とミキシング、ステージ)
・調理とカフェ(孤食に対応)※

【就労支援機能】
不登校支援に留まらず、引きこもりの支援にもなっています。「カフェで働きたい」の声を活かしてネーミングしたとか。カフェテラスは多世代交流の場として、区民が誰でも利用できるようになっているそうです。(コロナ休止中)

 

【音楽と子どもたち】
私は特に「音楽ができる」がいいなと思いました。先日、吹奏楽部の中学生と話していて、とても心苦しい気持ちになったからです。
私「学校の部活(演奏の練習)、ずっとできなかったよね?楽器は持ち帰ったの?」
中「持ち帰っても吹ける場所がないから」
そうか、中央区に帰ってくる子どもたちは練習が難しい、マンション事情に悩んでいたのだと知ることとなりました。

 

このアップスでは「無料」で、演奏室の利用ができます。
「予約がオンラインで前夜にたくさん入る」と施設長は話していました。若者は長期的予定が立てにくいのだと言います。(確かに我が家の子どもたちもそう)事前に細かに調整や予約ができなくても、時間的余裕のある他の世代利用とは競合しないので、安心して青少年同士で利用できるのだと理解が深まりました。

施設長、詳しく様子のご説明をありがとうございました!深く共感。

 

中央区では「コンビニ前に夜に学生が集まっている」といったお声もよく聞きます。
「ひとりでも、みんなとでも、やりたいことに夢中になれる」
そんな居場所、サードプレイスが必要なのだと思っています。

 

子どもたちの声に耳を傾け「あったらいいな」を実現したい。

爽快な青空と、子どもたちの笑い声に包まれて、希望を胸に、熱い気持ちでいっぱいになりました。1階は保育園、広い園庭で夕方ものびのびと遊んでいました。

 

世田谷区「ほっとスクール希望丘」不登校支援視察