帰宅困難者対策を考える

今週は #都心の防災 #帰宅困難者 について考える機会に恵まれました。
東日本大震災をきっかけに「東京都帰宅困難者対策条例」が制定されました。
それまで「すぐ帰る」だったのですが、一斉帰宅の危険性が問われることとなりました。
現在は「72時間滞在」が基本となり #共助 として、動かないよう周知されています。
が、みなさまに情報が届いているのかも気になっています。

中央区は神田駅〜東京駅〜有楽町駅と、ターミナル周辺は千代田区との区境でもあり、大企業が密集しているため、官民の連携が欠かせません。東京都の方向性を、区としてどう浸透させることができるか、考えています。また、今年は世界中から晴海の「選手村」や「銀座」、などに人が集まるため、特に滞留者対策は喫緊の課題です。在住、在勤、来訪、選手、関係者、選手村運営スタッフなど、最大の人数想定での訓練が事前に必要不可欠です。

さて、今週に参加した2つの講演会について、レポートします。

1)#中央区 #帰宅困難者支援施設運営協議会
3名の講師による講演会に参加しました。それぞれの現場の取り組みや課題が参考になりました。
東京都総務局総合防災部から、東京都の帰宅困難者対策として、72時間待機と一時滞在施設確保について説明がありました。
工学院大学の村上正浩先生からは、新宿駅周辺防災協議会の取り組みをお伝えいただきました。やはり初動となる72時間が大切なことと、支援が届きにくいと想定される人へのアプローチについて問題提起もありました。いつも先生のお話を聞いて思いますが、ターミナル新宿駅のチームワークが羨ましい!
日鉄興和不動産株式会社から、「インターシティ」を始めとした取り組みについて、教えていただきました。力強く「集まった人は守る」とおっしゃっていたのが印象的でした。

2)#日本危機管理学会 #被災難民 #帰宅困難者
廣井悠 先生(東京大学大学院)の講演でした。被災と移動にフォーカスした問題提起が多々ありました。東日本大震災では、死者の15%が仕事による移動中または通勤中だったことから、在勤者が在住の6〜7倍とも言われ、その数が70万人ともいわれる中央区において、大きな課題のひとつであることが確かです。広めていかなくてはならないことは「移動しない」という原則。全体の安全のために、移動しないことが大切ですが、これが一番難しい。家族が心配で一刻も早く帰りたいのは、当然だからです。「助け合おう」という気持ちで残り、より早く安全に帰ることを選択できるよう、私も発信に努め、それを広めていきたいと思います。

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