いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
中央区の区立幼稚園では、来年度から任意でお弁当給食を注文できるようになります。これに先駆けて、久松幼稚園では本年度から、お弁当注文を導入しています。今回は、こちらにお弁当を提供している「にこにこ給食」さんを視察訪問しました。※中央区立幼稚園のお弁当給食については コチラ
【幼稚園のお弁当給食のこと】
久松幼稚園では、希望者がwebサイトから希望日を指定して申し込むフローです。給食試食会に参加した保護者の多くは「思った以上に美味しかった」と言っていました。(いかがでしょうか)
来年度に幼稚園給食をどの事業者が担うかは、入札前であり、未定です。運用や内容、料金は現在のところ、未定の段階です。
【にこにこ給食について】
株式会社美幸軒「にこにこ給食」が、久松幼稚園のお弁当給食を担当しています。これまで中央区では、学校給食室の改修工事の際に、お弁当発注を依頼してきました。所在地は神奈川県川崎市です。
私はこれまで小学生、中学生、保護者と様々な感想を聞き、そのお弁当給食のことが気になっていたので、今回、視察の受け入れをお願いしました。
■人気メニューはあげパン!この日はオーダーが増えるそうです。
■お弁当への思い
・添加物を最低限にし、温度管理で衛生管理を徹底
・予めアレルゲンを使わないことが基本(乳と卵)=一緒に食べる楽しさのために
・希望制にすること(食べる、食べないを選択してほしい)
■会社の特徴
・総合衛生管理HACCP(ハセップ)を取得(日本で唯一!)
・従業員の働きやすさを尊重(近隣に住む母親が8割程)
・1日20,000食近く提供する(日本有数の規模)
・保育所への離乳食も提供(子どもの食のために)
【お弁当のおいしさ】
ちきゅうに こころに からだに やさしい きゅうしょく
・どのように子どもたちからのフィードバックを得ているのか
お弁当の器が改修のために、返却された器を見ると、喫食の様子がよくわかると言います。
子どもたちが喜ぶメニューは把握しているものの、栄養や食べてほしいものを組み合わせるなど、一定のせめぎ合いはあるそうです。
・作る人の心によって、味が変わる
やさしい心で食事は美味しくなるということでした。ストレスがあれば事故が起きやすいと言います。だからこそ、働く人を大切にされている、とのことでした。
今回、実際に工場の取組みや工程、社員のみなさまが込める思いなどを詳しく知ることができて、大変勉強になりました。お忙しい中、温かく迎えていただきまして、ありがとうございました!