中央区議会は本日(12月21日)に臨時議会が開催され、補正予算案が提出されました→詳しくは以下の【2】
これはいわゆる10万円給付の、残りの5万円が現金給付も可能と変更された国の決定を受け、予算を再編成するためです。
中央区議会の議論に関心のがある、という方は、区議会にお越しいただき、別室にてスピーカー傍聴ができます。明日、12月22日(水)午前10時30分から、企画総務委員会にて審議されます。
中央区議会では、12月2日に既に先行となる5万円部分については補正予算が可決されています。
【1】先行5万円給付/中央区予算:6億円余(612,080千円)
■対象:H18年4月2日以降に生まれた児童手当受給者(本則)※特例給付(月額一律5,000円)除く
↓
・中学生以下
・所得制限限度額未満(コチラ参照)
■支給日:12月28日予定
【2】子育て世帯への臨時特別給付金/中央区予算案:8億円余(810,763千円)
■対象
1)18歳以下(H15年4月2日以降生まれ)
2)R4年3月31日まで生まれ
3)R2年度中の所得が児童手当の所得制限限度額未満
■支給額:10万円(先行5万円受給者は差額5万円)
■支給日:1月下旬以降順次
【対象はどの程度?】
【1】が予算6億円、【2】予算8億円であり、中央区の人口 から(ここでは19歳以下に分類されて28,151人)かなり限定的だと想定します。正しい対象人数は明日に議論される見込みなので、次のブログで報告します。
【所得制限に高橋まきこは反対】
国(内閣府)はこの目的を以下のように説明しています。
「新型コロナウイルス感染症が長期化しその影響が様々な人々に及ぶ中、子育て世帯については、我が国の子供たちを力強く支援し、その未来を拓く観点から」
子ども一人ひとりの未来に差はなく、コロナの影響は誰もが受けました。この目的説明の流れで、所得制限は妥当なのでしょうか。私は所得制限に対して反対の意見です。
これまでのブログでお伝えしてきましたように、中央区の子育て支援が誰もに等しく行き届き、安心できるセーフティーネットとして機能しているのかと言えば、大きな疑問を持ちます。そうした区民のみなさまの声を届ける活動を共に続けてきました。具体的には
・中央区における出産費用の自己負担は過大
・中央区の産後ケアは宿泊型のみ(40%が利用)
・一時預かりや病児保育は、いざという時に利用できない(アンケートより)
・認可保育園は0歳児が7か月からしか申し込めない → 57日以外は認可外利用となる)
・学童は一年生しか入れない(待機児童が多い)
・プレディ(学校の放課後の居場所)は利用できない(制限継続中)→ 民間学童を利用など
以上のように、安心して子育てができる中央区となるためには、まだまだ多くの課題があり、
自己負担を強いられていると感じている保護者が少なくありません。制限を課して対象を分断するならば、支援は等しく届けられる状態であるべきです。
みなさまのご意見もお聞かせください。
★★★★★★★
ご意見やご要望などは
高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。
★★★★★★★
中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。