いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
先日の東京都都市計画審議会にて決定した「築地一丁目」の計画において、事業者から「アフォーダブル住宅」の提案があります。中央区内の「どこか」に、子育て世帯も安全に暮らせるアフォーダブル住宅を整備することが盛り込まれています。中央区では初めてとなる「アフォーダブル住宅」、そして東京都の「東京こどもすくすく住宅」の認定を受ける予定とのことで、注目しています。
【アフォーダブル住宅とは】
東京都のホームページ によると「都におけるアフォーダブル住宅は、子育て世帯等が手頃な家賃で安心して住むことが出来る賃貸住宅であり、民間活力や既存ストックを活用して供給の誘導を図っていきます」
東京都では主に3つの事業の柱があります。
1)都市開発と合わせた誘導;築地一丁目はこちら
2)ファンド事業者による提供
3)公社住宅(JKK)を活用
このほかに、空き家やリノベーションによるまちづくりなども実施しています。それぞれ募集の案内が分かれていて、とても探しにくいなと、私は感じます。「都内で子育て世帯が住みやすい家探し」はワンストップでないと、途中で離脱してしまいます、涙。区市町村の住宅相談では「子育て世帯向け」を実施していない、または相談対応ができていない自治体もあります。国の住宅セーフティネット法で、住宅に支援を必要しているとされているにも関わらず、です。
【子育て世帯が住み続けられる東京のために】
家賃や物件の高騰から「東京で住み続けることの難しさ」は厳しさを増しています。東京都の資料によると「子どもは2人ほしい」と思いながらも、子育て世帯のおよそ4割が70平米未満に住み、家にかかるコストに悩んでいることがわかります。子育て世帯の希望を叶える東京であるために、アフォーダブル住宅の供給を多彩に揃え、増やしていくことが必要不可欠です。
【中央区のアフォーダブル住宅と子育て世帯の住まい】
第一号となる、中央区内のアフォーダブル住宅はどこにできるか「未定」です。事業者からは以下のように示されています。
・対象者の想定:新婚~乳幼児の子育て世帯
・住戸数:約50戸
・住戸サイズ:約40~50平米

この規模間だと4人家族で小学生までは難しいだろうと想定できます。すると、こうした方々が住み続けるための転居はどうイメージするのか。数年後の転出をイメージしつつ提供する、でよいのでしょうか。こうした「中央区で住み続ける子育て世帯と住居の広さ」の視点は、中央区の都市計画審議会でも議論がされました。東京都は「地域との協議を経て」という点を事業者等に伝えています。中央区がどのような子育て世帯に、どのように住まいを提供していくのかを丁寧に議論していくことや、相談対応をしていくことが求められています。しかし、23区で唯一「居住支援協議会」の設置がないのが中央区です。どこで区民や民間事業者を巻き込み、子育て世帯の住まいについて話し合っていくのでしょうか。
<高橋まきこの思いと取り組み>
私は今、都議会の都市整備委員会に所属しながら、住宅政策本部と都市整備局と、東京全体のまちづくりと住まいのことについて、必死に政策実現に向けて取り組んでいます。中央区議会議員の当時は「中央区における子育て世帯の住まい」について、悩みに寄り添い、相談対応を設置し、検討の場を設けるように求めてきました。
それは、子どもたちの毎日に大きく関わる重要なくらしであり、保護者からのご相談が続いているからです。そしてその相談や伴走がないことが大きな問題であるからです。中央区に相談した子育て世帯の方々は「提供できる物件や情報がない」と言われて困っています。今、必要とされているのは伴走体制です。すぐに見つからなくても、子どもたちの成長と共に、未来を考えて相談に乗り、具体的な案を一緒に探してくれる伴走体制が強く求められています。区議会議員とも連携し、子育て世帯も安心して安全にくらし続けることができる中央区の未来について、取り組みを続けます。


