いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
東京都都市計画審議会にて、都市再生特別地区築地一丁目地区の案件について審議があり、賛成多数で都市計画決定致しました。私も審議委員として、3つの観点で質問をしました。まずは可決して計画を実現に向けて進められたことに期待を寄せつつ、いよいよという気持ちです。
私は6月8日の東京都議会、都市整備委員会でも委員として質問をして確認しましたが、その後に、中央区都市計画審議会の開催や、事業者による地域への説明などの機会もあり、地域の方々のお声もお聞きしながら、本日、改めての確認のやりとりと要望をお伝えしました。

【築地川周辺から隅田川までのアクセス向上】
今回、事業者から「首都高速道路上の覆蓋化広場から、隅田川付近までの道路の表層整備」も提案されています。計画では、防災船着場のある明石町や、災害時の拠点となる聖路加国際病院に至る区道の歩道幅員の拡幅や、道路表層整備が行われることになっています。防災の拠点と覆蓋化広場までが、よりスムーズにつながることで、地域全体の強靱化を実現できると捉えています。現状は、道幅が狭く、行き交うのに混雑を感じる時間帯があったり、車椅子やベビーカーにはよりスムーズな移動空間が期待されているといったこともあります。福祉のまち、明石町だからこそ、いざという時の備えがより安心であることが大切です。
【伝統文化を発信する施設】
ライブシアターやラウンジ等を整備して、日本の伝統文化を発信していくとのころです。地下広場や地上部広場等を一体的に活用して、文化に関する多様な体験ができる環境を創出する計画となっています。運営に当たっては、伝統芸能に関する地元企業等と連携して情報発信を行い、エリアマネジメントと協働した、イベント開催なども予定しているそうです。歌舞伎座や新橋演舞場をはじめ、東銀座の歴史と文化が、より多くの方に体験いただけるような場となるように、注目しています。
【アフォーダブル住宅、子育て世帯のターゲット】
都市再生への貢献として整備するアフォーダブル住宅の取り組みは、都市再生特別地区では初となります。今回提案されているアフォーダブル住宅は、どのような入居者を想定しているのでしょうか。
・対象世帯:新婚世帯・乳幼児の子育て世帯
・住戸数:50戸
・住戸サイズ:約40~50平米
・合計面積:約2,300平方メートル
・東京こどもすくすく住宅の認定予定

こちらは「隔地」において既存ストックを活用した整備であることから、中央区内のどこかをリノベーションして提供する、といったことが見込まれています。どこ、であるかは未定です。
中央区の都市計画審議会でも議論されたように「子どもが2人以上になっても住み続けられるような」住居が求められており、広さへの考えも必要であろう、といった意見です。今後の計画等においては「どのような子育て世帯に住んでほしいのか」を地域で広さから表現していく場面も必要かもしれません。
<アンケートにみる、子育て世帯の住まいのニーズ>
東京都のアンケート(東京都の少子化対策2025)によると、子どもを2人ほしいと思いながらも、実際には1人以下の夫婦の割合が増加していることがわかります。

東京都住宅政策審議会資料によると、子育て世帯の約4割が70平米未満の住宅に住んでいることや、およそ半数の家庭が「住宅の家賃や購入費が高い」と課題に感じていることがわかります。

都内各地が「地域の実情に合った」住宅が供給されるように、都からの働きかけを要望しました。アフォーダブル住宅の広さは幅をもって設定されています。その適用範囲は、地元区と連携して、適切に供給されることが望ましいと思います。そのためにも、都からはアンケート調査結果など、広く情報を共有することも求めました。
どこに、どんな子育てファミリーに住んでほしいのか。住み始める?住み続ける?細かなデザインは各地と事業者と連携しながら、都も協力して、共に取り組む今後に期待しています。
■高橋まきこの質疑応答全文 コチラ
<都市計画決定を受けて>
築地二丁目、一丁目の計画が進み、築地駅から築地川周辺がグッと進むように感じています。そしていよいよ、築地市場跡地再開発の都市計画決定が迫ります。ここで一丁目、二丁目、四丁目と大きな変化を続ける築地が、一層、安心で安全なまちでありながら、歴史や文化を大切にしつつ進化を続けていく、近い未来のまちづくりに、これからも丁寧に力を尽くし、議論を重ねてまいります。
