いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
2024年9月19日に中央区議会にて一般質問をしました。レポートのvol.3となります。★アーカイブ動画視聴はコチラ
1)築地のまちづくりと歩行者デッキのこと
2)中央区子どもの権利条例制定は否定
3)中央区こども家庭センター設置へ ★ココ
4)児童館の利用時間を全区で同じにしてほしい
5)適応教室わくわく21が居場所となるために
【妊娠出産や子育て、中央区は相談しやすい?】
中央区内のママパパから「ずっと誰に相談したらいいのかわからない」と聞いています。私にも「どこに相談したらいいのかわからないので」というメッセージが各SNSから、たくさん届きます。
渋谷区から転入された育休中の母は「中央区に来たら、母や子の担当がつかないんですね。担当の名前を聞いたことがありません」と言っていました。
荒川区から転入されたママは「乳腺炎で悩んでいると保健所に電話をしたら、すぐに自宅にケアに来てくれて1,000円の自己負担で、とても安心できた」とのことでした。中央区の産後ママたちはこの話を聞いて驚いています。どうしたら、中央区の相談が身近になり、安心が実感できるようになるのか。ものすごく大きな課題感をずっと抱えてきました。
【こども家庭センターへの期待】
相談に難しさを感じるのが「行政のたらい回し」です。母体のことを相談したいと言うと「保健所」へ、となりますが、その相談やケアの間に子どもをみてほしいとなると「子ども家庭支援センター」へ、となるのです。あちこち相談に動き回れる余裕がある方ばかりではなく、むしろそういった難しい状況の方の相談を積極的に受けなくてはなりません。本当に手を差し伸べたい方です。
本年4月から設置が努力義務とされている「こども家庭センター」の主な業務内容は、保健師等が中心となって行う相談(母子保健機能)と、こども家庭支援員等が中心となって行うこども等に関する相談(児童福祉機能)を一体的に行う、とされています。まさにこの点が、中央区の課題です。中央区は「区の児童相談所(区児相)」の設置も未定なので、一体的な相談支援は進んでいないのが現状です。
全国ではこども家庭センターの設置自治体は約半数ですが、中央区と同じ人口規模ではおよそ80%の自治体が設置済となっています。
<高橋まきこからの要望と質問>
どこに相談したらいいのかわからない、という子育て家庭に対して、誰一人取り残さず、切れ目なく支援を届けるために、設置が努力義務とされた「こども家庭センター」を速やかに設置するべきと考えますが、中央区の考えをお聞かせください。
→中央区からの答え「令和7年4月の設置に向けて準備を進めている。今年、令和6年7月に子ども家庭支援センターが明石町複合施設に移転して、母子保健との連携基盤の強化を図った。」
2021年から長く要望を続けてきた「一体化」ようやく2025年の春にスタートラインに立てそうで、とても期待しています!相談したいと思える、相談しやすい中央区の妊娠・出産・子育てへ。
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★★★★★★★
中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。
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★高橋まきこ中央区議会一般質問ダイジェストは コチラ
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