いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
先日、日本橋富沢町に本年度から開設された「とも育」を視察訪問して、詳しくお話を聞かせていただきました。東日本橋にある民間学童「町育」の系列とのことです。児童発達支援と放課後デイサービスの一体型多機能施設で、保育所等訪問支援も実施しています。民間学童を運営されてきた中で、支援を必要とされる子どもたちの居場所を考えるようになり、立ち上げに至ったとお話を聞きました。
中央区では、月島・晴海地域にこうした施設が少なく、困っているお子さまが多い状況から、このエリアの子どもも受け入れることで、補助を受けられるように予算化しています。こちらの施設では、
送迎を取り入れ、広く全区のお子さまを受け入れて対応されています。特に本年度の法改正で導入されることとなった、送迎支援や開設補助を活用し、中央区における先進的な取り組み事例として、積極的に展開してくださっていることに感謝しています。
【児童発達支援と放課後デイ】※中央区ホームページ施設一覧
児童福祉法に基づいており、児童発達支援は「未就学のお子さま」を対象にした、集団及び個別療育をおこなう障害福祉サービスです。障害のあるお子さまへの発達支援やご家族への支援を中心に、日常生活における基本動作や知識技術を習得するためのサポートや、入園や入学に向けた集団生活への適応訓練などの支援を実施し、自立を促す取り組みをしています。小学生以上の就学児は、放課後等デイサービスを利用することができます。
障害者手帳(東京都、愛の手帳)の取得がなくても、医師等から療育の必要性があると判断をされれば、自治体の判断により、利用することができます。中央区で受給者証が発行され、利用券となります。この担当は区役所の4階、障害者福祉課が担当となりますので、詳細はお問い合わせください。
現行の中央区ホームページでは、空き状況や実施内容がわかりにくい課題があります。ひとつひとつ、外部リンクにアクセスし、問い合わせるということが障害児と過ごすご家庭にとって、大きな負担になっているとお聞きしてきました。改善を求めてきた点ですが、引き続き取り組みます。
【2024年の法改正】※参考
重要な点は
・適切なアセスメント
・子どもの特性を踏まえた総合的・専門的支援
・関係機関の連携強化
によって、より質の高い発達支援を推進するという目的です。
適切なアセスメントのために、5歳児健診を導入し、就学相談の前に、その子どもの特性をしっかりと捉えるという取り組みが始まります。連携強化を目的として、個別支援計画や相談対応において、事業者間連携を担う事業者へ予算を支出する取り組みも始まります。(関係機関・事業者間連携加算)法改正、新規事業については多岐に渡るため、ここまでとしますね、汗。
【まずは相談から】
放課後等デイサービスの施設が不足している状態があり、この課題解消に向けて、引き続き取り組みます。一方で、児童発達支援を知らない、またはお子さまに合った支援にたどりつけない状態にある家庭も少なくないことが課題だと感じています。早期の取り組みで、自立に向けた計画を立てやすくなるケースもあります。社会や集団活動に向けた自立のために、正しい情報提供が必要であり、つながりの機会をいかに設けていくのか。これからもみなさまのお話を聞きながら、取り組みます。凸凹カフェなどの機会にて、引き続き、みなさまからのご意見をお聞かせください。
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