長崎県大村市を視察 しあわせ循環コミュニティ

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

先日、所属している「子どもの事故予防地方議員連盟」(コドジコ)にて、長崎県大村市を視察訪問しました。大村市は、Love&Safetyおおむらと協定を結び、子どもの事故予防に熱心に取り組む、先進的自治体です。今回は、大村市の園田市長から直接説明いただいた 大村市しあわせ循環コミュニティ事業 についてお伝えします。

【市民のしあわせ実感のために】
大村市のしあわせ循環コミュニティ事業は、今年の3月26日にリリースしたばかりとのことです。大村市のポータルアプリ「おむすび。」により、子育て支援や地域助け合いなどのサービスが受けられ、デジタル地域通貨「ゆでぴ」の活用にもつながる、プラットフォームです。

大村市は、子育て世帯をはじめとした人口増加を続けている一方で、人と人、人とまちのつながりが希薄化するなどの課題が生じているそうです。このため、人々がつながり、支え合う全市民参加型の『しあわせ循環コミュニティ』の実現を目指したと、事業の背景を説明されました。マイナンバーカードによるデジタル技術を活用し、個別最適なサービスと地域の助け合いや、地域で守り育てる『子育て支援事業』が推進されていくとのことです。

【デジタル庁のイメージ】
デジタル田園都市国家構想:「心ゆたかな暮らし」(Well-Being)と「持続可能な環境・社会・経済」(Sustainability)を実現していく構想と説明しています。

【中央区民のマイナンバー所持率】
本年3月末時点で、中央区民のマイナンバー保有率は76.9%と、全国平均の73.5%を上回っています。「持っているけど中央区では使えない」のがっかりを改善しないとなりません。

【中央区のみなさまの「ゆたかな暮らし」のために】
ウェルビーイングの実感は、オンラインの手続きに留まらず、大村市のような「地域のつながり」を実感できる安心によるところが大きいと思います。大村市のように「つながる」アプリによって、ファミサポやヘルパー、シルバー人材などの地域の支え合いへのアクセスやマッチングが改善すれば、安心できる地域となっていきます。

残念ながら、本年に改訂されたばかりの中央区が目指すDXは、そこまでを描いていません。本日の中央区議会では、区民のみなさまがつながりから、ウェルビーイングを実感できるように、必要なDXは地域コミュニティや地域活性化の担当からも、積極的に働きかけてほしいと要望しました。デジタル技術を進める専門チームの牽引は重要ですが、区民のみなさまからの「あったらいいな」「助かる」といった声を、直接聞いているのは、現場を担当する部門の職員のみなさまで、とても重要な存在だと信じています。

大村市長は「このアプリを使いこなしたいから、スマホ教室に通う!という高齢者が増えています」とお聞かせくださいました。デジタルデバイドを理由とせず、前に進むことも求められていますね。

温かく迎えてくださった村崎市議をはじめ、丁寧に説明くださった大村市のみなさま、ありがとうございました!

1年間のうちに2回、大村市を視察するご縁に感謝

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