リトルベビーハンドブック 小さく生まれた赤ちゃんのために

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

2月の中央区議会、一般質問にて、リトルベビーハンドブックの導入と小さく生まれた赤ちゃんのための相談支援の改善を求めました。

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【きっかけ】
早産により低体重児として生まれた赤ちゃんを育てるご家庭から「就学相談まで相談はできないと区から言われて困っている」と相談を受けました。修正月齢があり、育ちに配慮が必要とされています。健診の度に修正や育ちの意向を何度も伝えたり、幼稚園や保育園のこと、小学校のことなどを聞く度に、いくつもの窓口を案内され、不安で辛い思いをしているとのことでした。いわゆる「行政の縦割り」はわかりにくく、難しい状況にあるからこそ、まるっと相談できる人の存在が重要です。

伴走型相談支援は、ただ10万円配るという経済支援だけが目的ではなく、切れ目ない相談支援として、つながりを続けることが目的です。しかし、こうした新生児の子育ての困りごとを相談しにくい状況があるため、今回、一般質問にて改善を求めることにしました。

【質疑と中央区の答え】
Q1)低体重で生まれたお子さまや保護者にも寄り添う伴走型相談支援となることが求められています。中央区はまず何の改善に取り組みますか?

中央区:
様々なニーズに則した必要な支援につなぐ伴走型相談支援事業を実施している。安心して子育てができるように丁寧な支援に努める。

Q2)中央区でも低体重児の家庭に寄り添う、リトルベビーハンドブックの導入を進めるべきと考えますが、中央区の考えは?

中央区:
該当するご家庭に専用の冊子「小さく生まれた赤ちゃん」を渡している。改訂した母子健康手帳には小さく生まれた子の発育曲線を掲載している。

【高橋まきこの願い】
ハンドブックの普及により、身近な方々の理解や声かけも変わっていきます。早産は誰にでも起こり得ることですが、事前の予測は困難です。不妊治療に取り組む方が増えることで、こうした割合も増えていくと想定されています。妊娠中は出産までのことで頭がいっぱいで事前に学んでおくことは難しいものです。

伴走型相談支援の担当者が誰か、わからないと保護者たちは言います。孤独な悩みを抱えた時に相談しようと思ってもらえるように、悲しいことが起きる前に改善してほしいと願っています。

顔が見える、相談しようと思える関係性の構築が、中央区の伴走型相談支援の改善として、求められています。

みなさまの妊娠、出産、子育てでお気づきの点など、これからもお寄せください。そしてぜひ区長にもその大切な声を、届けてください。

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