いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
中央区内に住むママから産後ケア「東峯サライ」を利用した感想を伝えたいとお声かけいただいたので、みんなでおしゃべり会(オンラインサロン)を企画開催しました。聖路加を利用したママも参加して、感想をシェアしながら、比較検討して話し合いました。東峯サライは今年の8月から、宿泊型の産後ケア施設に加わりました。
【中央区の産後ケア】
中央区の産後ケア事業 は「宿泊型のみ」です。これまでの1施設から、本年度に3施設になりました。
・聖路加助産院マタニティケアホーム(中央区)
・東峯サライまたは東峯婦人クリニック(江東区)
・浜田病院(千代田区)
利用できる施設が増えたことで、どの施設を、どのように利用するのか様々な意見がありました。
<中央区ママたちが考えたポイント>
1)母子同室
聖路加は母子同室を基本としていて、東峯は別室を希望することもできる、という違いが話題の中心になりました。
2)お食事
聖路加は個室なので自分のペースで食べられるが、配膳などの時間制限が気になる方もいました。東峯サライは、希望をするとママ同士で一緒に食事をしたり、仲間と過ごす時間の工夫が良かったという感想がありました。聖路加は美味しい、という感想もありました。
3)実際の滞在時間はどの位か
午前入所や午後入所、利用日数パターンなど、それぞれに違いがありました。出産日や空きによっても状況が変わるので、ここは予め確認しておいた方がいいと話し合いました。
4)上の子や家族はどう過ごすか
家族が来た場合や、不在の間の上の子の過ごし方など、いろいろな考えが共有されて盛り上がりました。
<参考note>
詳しくはママたちがnoteにまとめていますので、それぞれの感想をチェックしながら、
「私なら」を検討してみてはいかがでしょうか → 中央区プレママ向け記事のまとめ
【ここが課題!】
1)電話予約
聖路加では出産してすぐに電話予約を決まったタイミングでしなくてはならなくて「辛かった」という声が多くあります。何日も陣痛に苦しみ、産後の貧血や痛み、不眠などで何時かもわからず、朦朧とする中、病室から電話をするのは、本当に大変なご様子です。この点は何とか、改善いただけないでしょうか。議会でも今一度、提案していきます。
2)日帰りも必要
母子保健法では宿泊型の他に「日帰り(デイケア)」と「居宅訪問(アウトリーチ)」の3つが大切とされています。中央区もこれらを速やかに開始する必要があります。上の子やパートナー、ペットや介護など、様々な家庭の事情で宿泊を諦めざるを得ないケースが話し合われました。それでも少しでも集中して休める時間が必要なことに変わりはありません。
心のケアも大事で、ケアの担い手と関わるきっかけは多様な選択肢と共に必要です。「産後うつ」の対策を強化するということは、多様な産前産後ケアの選択肢を備えることでもあります。真剣に母の孤立化と向き合い、取り組みを強化していきたいと、思いを強くしました。
まずは、利用した方も、利用をあきらめた方にも、広くママたちからアンケートで声を聴いてはいかがでしょうか?中央区。ぜひこの大切な声を直接聞いてほしいと思います。
<高橋まきこより>
新生児育児中や、3人目の妊娠中、妊活中など、それぞれにお忙しい中で時間をつくり、参加してくださいまして、ありがとうございました!不安でスマホを握りしめた産後の時間など、胸がぎゅっと痛むお話がいくつもありました。
「切れ目のない支援」として、産前産後支援の伴走型相談や産後ケアの宿泊を実施していますが、利用者は限定的です。(宿泊型の聖路加だけでは妊産婦の12%)「本当に助かった、安心できた」と実感できる支援を届けられるように、これからも取り組みます。
引き続きみなさまの利用してみた感想など、ぜひ高橋まきこにもお寄せください。
中央区民のみなさまは 高橋まきこLINEオフィシャルアカウント から、直接感想をメッセージでお届けください。高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。
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中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。
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