Google事例校 川崎市立小中学校を視察!GIGAの現在地

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

Google for Educationの視察研修に参加させていただきました。GIGAスクール構想に先駆けて2020年度から1人1台端末が配備され、先進的に取り組みを続けている川崎市の市立小学校と中学校の現状のお取り組みがよくわかりました。川崎市教育情報化推進モデル校の旭町小学校と南河原中学校にお伺いしました。視察団は全国各地の教育委員会、オーストラリア、台湾、タイ、フィリピンなど世界各地から集まっていました。

かわさきGIGAスクール構想】以下抜粋
「夢や希望を抱いて生きがいのある人生を送るための礎を築く」学びを推進していきます。1人1台分の端末を通して様々な人・もの・こととつながる中で、未来社会の創り手となる子どもたちに必要な力が育まれていきます。使用する端末は、使いやすさに合わせて、小・中学校(特別支援学級を含む)が Chromebook、特別支援学校が iPad です。どちらもクラウドサービスであるGSuite for Education を活用します。

【立ち上がりが早い!動きが軽い】
Chromebookのメリットで、本当に立ち上がりが早い!「授業をはじめます」と教員が声をかけると、サッと児童個人の画面も準備が完了しています。「つながる」をキーワードにして、クラウドbyデフォルトが徹底されています。Chromebookを配備しているため、端末交換や故障等の緊急対応時も困難がないとのことです。

中央区の子どもや保護者から「立ち上がりが遅い」「操作が重い」「何もできない」と言った苦情をお聞きすることが多いので、大きな違いだと思いました。

【子どもが決める道具のひとつ】
もちろん使う授業、使わない授業はありますが、基本的に文房具のひとつとして捉え、何を使うかは「子どもが決める」ことを基本にしているそうです。発表内容や表現は手書きでもどちらでもよい、評価でいずれかを指定しないという点に驚きました。

教育委員会から細やかに研修を実施し、各校に担当教員を配置し、教員同士も「聞き合える」「話し合える」環境が大切だとのことです。そのうち「子どもたちがどんどん使う」ようになり、教員を導く場面も増えると言います。実際に小学校3年生位から、急にタイピングが高速となり、活用もグッと成長するそうです。NECの使用デバイスは、折り返してタッチパネルとして操作するなど、子どもたちが思い思いに使っていました。

中学校では黒板と並んで60インチの大画面が立ち上がり、その画面自体もChromecastとつながっています。お昼休みには、中学生が話題にした情報が順にサクサクと大画面に展開する様子もありました。

【アカウントは小学校、中学校と持ち上がる】
1人1アカウントは中学校卒業まで持ち上がり、その後、個人アカウントに子ども自身で移すそうです。参加していた他の自治体では「大学まで持ち上がれるようにしている」というところもあり、全国各地の考え方に興味を持ちました。自治体によって、大きな差が出ている点だと思います。

まだまだお伝えしたいことがありますが、あまりに長くなったので、また次回に。国際的な素晴らしい視察の機会!関係のみなさまに感謝しています。ありがとうございます!

★ご意見やご要望などは

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