中央区 不登校が急増 中学生で8.2%、小学生で1%

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

コロナの影響を受けて、全国的に不登校が増えています。中央区も同様の傾向で、特に中学生は全国平均を大きく上回っています。不登校の定義は年間30日以上の欠席となっています。(病気や経済的理由を除く)中央区議会の区民文教委員会にて報告がありましたのでお伝えします。

【不登校の状況】
昨年度の小学生では1.07%となる91人、中学生では8.21%となる136人が不登校の状況で、近年は右肩上がりに増加してきました。この定義に当てはまらない「行き渋り」等もあり、実際にはこれより多くの子どもたちが相談を受けている状態にあります。

主な不登校の理由は、小中学校共に「無気力・不安」が最大となっています。

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【不登校への対応】
明石町の教育センター内にある適応教室「わくわく」が、子どもたちや保護者とつながることを大切に取り組んでいます。通所のほか、オンラインでつながることもできます。

本年度は、以下の取り組みを進めているそうです。
・適応教室(わくわく)に常時、学習指導者を1名配置して、学習の個別フォローをはじめた
・スクールソーシャルワーカーが小学校にも巡回をはじめた
・フリースクール利用者への補助金制度(東京都)を活用している子どもは中央区で11人

中央区教育委員会は「子どもの多様性を認めることが大切だ」と説明しました。一人でいたい、という子どもの気持ちも尊重してきたいという説明もありました。

コロナで制限された学校生活から、かつての日常が戻りつつある今。中央区では給食無償化がスタートしています。ひとりで過ごし、昼食をひとりで食べたり、食べなかったりして過ごしている子どもたちがいることも忘れてはならないと思っています。

区内各地で、不登校の保護者が集う場や、子どもとのゆるいつながりの場づくりをしている方もいます。
こんなことを助けてほしい
こんな人とつながりたい
といったことなどがありましたら、いつでもご連絡ください。

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★高橋まきこ4年間の活動実績まとめレポート集は コチラ

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