都バス05-02湾岸エリアの乗車拒否について

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

特にベビーカー利用のママパパからの苦情が殺到している、都バス「都05-02」路線について、夏から調査とヒアリングを続けています。

本日も「乗車拒否で困った」と具体的な声が届きました。今日はそのベビーカーの方の他に、車イスの方も乗れなかったそうです。都バスに確認をすると「有明アリーナでイベントがありましたね」という返答でした。公共交通機関は誰でも利用できることが基本であり、今の状況は望ましくありません。

【都バスの返答】
これまでも臨海地域の開発状況に合わせ、路線の新設や増便等を行ってまいりました。2022年8月に有明アリーナがオープンしてから、イベント開演前や終演後に、来場者によって満員となり、周辺にお住いのお客様が利用できないとの声は、交通局に対しても寄せられております。都バスでは、イベントの開催に合わせて、可能な限り運行本数を臨時的に増やし、対応しておりますが、イベントの開演前や終演後に膨大な利用が集中する中、運行に当たる乗務員や車両などには限りがあり、更なる増便は困難な状況です。
このためイベント来場者に、りんかい線やゆりかもめを利用することをこれまで以上に促すことや、来場者用の貸切バスを施設側の負担で提供することなど、状況の改善に向けて具体的な対応をとるよう、施設側に強く申し入れているところです。

<参考>都05-2系統のダイヤ改正実績
H29.4月 都05-2に名称変更(平59、土52、休47)
H31.4月 (平63、土56、休51)
R02.4月 (平71、土65、休60)
R03.10月(平72、土65、休60)

【あらゆる手段を尽くしてほしい】
アリーナの開業やその混雑は予め見込まれていたと思います。また、ゆりかもめ等のご案内があっても、その立地や賃金などの条件から都バスに集中することは最もだと思います。Googleの検索案内も影響しているようです。

本当にゆりかもめやりんかい線を活用するなら、有明の域内交通の利便性を向上させる必要があります。この点では都バスのみに留まらず、東京都としての取り組みを要望しています。

また、都バスのみで改善につなげるならば、直通と各停のように、決まった目的地への速達性確保とエリア移動のそれぞれのニーズに対応するなどの運行の工夫が求められると思います。特にイベント輸送時はこのきめ細やかな運行が欠かせないことから、都バスはこれを会場やイベント事業者に求めていくと説明しているのだと思います。

【有明ガーデンに行きたい】
勝どき、晴海の方々から「乗れない」というお声が多く、目的地は「有明ガーデン」とお聞きしています。子どもが喜ぶ施設や、家族で楽しめる飲食店、ショップが多く集まっていますね。先日、SNSでご紹介したmamma-roomという一時預かり保育も魅力があると思います。

特に土日は「有明に行きたいけど乗れないので、ひたすら歩く」と言い、晴海でその親子に遭遇します。

有明ガーデンの事業者からお話を聞くと「すぐにでもなんとかしたい。お客様に安心してお越しいただきたい」とおっしゃっていました。

これまで、湾岸エリアから豊洲へのアクセスの集中がありました。
豊洲、新豊洲、有明への利便性の向上が強く望まれています。
みなさまの体験、お気づきの点など、引き続きお寄せください。

<お礼>
東京都議会議員、江東区議会議員をはじめ、本件のヒアリングや調査に協力いただいていますみなさまに、ここでお礼申し上げます。みなさまの安心まで、引き続きよろしくお願いします!

一時預かり保育mamma-room

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