学校安全のために 地域ぐるみをどう実践するか

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

子どもの事故予防地方議員連盟、小中学校等対策委員会によるオンライン勉強会にて、文科省の安全教育調査官から説明をお聞きしました。

【子どもが身に着ける安全】
第3次学校安全の推進に関する計画において、目指す姿として子どもが身に付けることが示されています。

・全ての児童生徒が、
自ら適切に判断し、
主体的に行動できるよう、
安全に関する資質・能力を身に付けること

これに対して具体的に何を取り組むのか、重要ですね。

【複雑化・多様化している課題】
地域ぐるみで安全を守る必要があり、コミュニティスクール(学校運営協議会)と地域学校協働本部において、推進員(地域と学校をつなぐコーディネーター)が主体となり、連携・協働して取り組むように示されています。中央区はコミュニティスクールが未導入であり、地域学校協働活動推進員の活動も不明瞭です。

山形県の中学校における取組事例では、中学生が主体的に避難所運営訓練会議に参加した様子をお聞きし、素晴らしいと思いました。

「生きる力」で示されている、子どもの発達に応じた安全教育目標があります。こうした力を身に付ける教育と、地域に則した実践的な訓練や経験と共に、実効性のある学びとなるように、中央区における取組の確認を続けます。

講演では、東日本大震災に活きた訓練や学びについてもお聞きしました。子どもたちが生きるために「行動できる」安全教育をガイドラインと共に実践していく必要があることを教えていただきました。貴重な学びの機会に感謝しています。

中央区でもコミュニティスクールの導入が必要ではないでしょうか。

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