中央区議会 高橋まきこ一般質問「コミュニティスクール」の導入へ

中央区議会にて一般質問をしました。サムネイル写真のように「こんな感じでした」と報告したいのですが、こちらは2020年6月の写真です。中央区議会は1年半、傍聴の自粛と控えるお願いを続けており、写真撮影も否定されています。23区でオンラインのライブ動画配信がなく、傍聴を制限しているのは中央区だけのようです→コチラ(私の聞き取り調べ、誤りを教えてください)
私は区民のみなさまの知る権利に配慮し、合理的に制限と緩和を柔軟に組み合わせるべきだと考えています。

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さて、私の一般質問ですが、年に2回、議場にて質問ができる貴重な機会です。担当の部や課の垣根に囚われず、自ら質問の課題設定をすることができます。今回は、コロナの影響を受けて「学校の保護者が一人(家族)で悩んでいる」と共感して、質問内容を決めました。主にzoomで相談をお受けしてきましたが
「誰も味方になってくれない」
「うちだけですか?この疑問は」
「第三者はいないんでしょうか」
などの声をいただく機会が増えています。

一人の悩みを共有し、地域と共に改善につなげ、同じ悩みをもつ方を繰り返さない組織的なしくみの構築が必要だと考えて、保護者を含む地域と学校との連携・協働について質問をすることにしました。

【1】学校評価
【2】学校運営協議会(コミュニティスクール)

文科省はPDCAサイクルと説明しているのですが、PDが【2】の協働部分、CAが【1】に相当します。詳しい図はコチラ

中央区は【2】のコミュニティスクール制度は導入していません。
「学校評議会」という独自制度でこの両方を担っているので、PD機能を十分に果たしているのか、疑問を持っています。みなさんが関心のある学校の評議員が誰かをご存じでしょうか?議事録をみたことがありますか?何が話し合われていますか?多くの住民や保護者をはじめ、関心のある方々からの意見を聞いたり、共有する場面が少ないと感じませんか?

私には特認校制度も含め、地域の学校が狭い問題など、学校単体では解決困難かと思われることも、多くご相談いただいています。

 

<中央区の返答・答弁>

・中央区は学校運営協議会制度は導入していない

・学校評議員制度を代わりに活用している

・保護者や地域の意見が反映され、連携は図れている

・アンケート評価方法の工夫に努める

 

私は学校で、都度とっているアンケート結果の公開やそれに基づく議論の積み重ねが必要だと思っています。みなさまの学校ではアンケート収集方法やその結果の共有はどのようになっていますか?ぜひお聞かせください。

 

<参考リンク:文科省>

地域と学校の連携・協働

学校運営協議会制度

学校評価

 

かわいい傍聴席に和みました。ありがとうございました。

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