中央区に届いた、3月の 区長への手紙
「日本橋本町三丁目6~11番および四丁目9~15番 は、日本橋小学校の通学区域になっていますが、 以下の理由で、常盤小学校との調整区域に変更できないでしょうか」として5点の理由と共に、ご意見があったとのことです。
これに対する中央区の回答は→「日本橋小学校の通学区域は、地域の方々と検討を重ねた結果、旧十思小と旧東華小を統合し、現在に至っています。通学区域は、学校に対する愛着や歴史的背景も勘案して設定していますので、調整区域を直ちに設定することは考えていません」
時をほぼ同じくして、私も同内容のご相談と問い合わせを複数受けており、その方々からも詳しくお話を聞きました。問い合わせをした保護者では「町会の考えによる」と具体的な説明を受けた方もいました。改めて詳しく教えてくださったみなさま、ありがとうございます。
確かに地図を見ると、学区が複雑に入り組んでいるようにも見受けられ
「なぜ3丁目、4丁目の中で、常盤と日本橋に分かれているのか」
「常盤の方が、目の前で近い」
「月島地区からバスで来る方も受け入れているのに、なぜ至近の目の前にある私たちも抽選となるのか」
といったご意見や疑問にも理解ができます。
【マンションが増えていくエリア】
調べてみたところ、日本橋本町4丁目の新築マンション3件のほか、中規模は他にも予定があることがわかりました。(2022.9月時点の調査)
1)パークホームズ日本橋本町(本町4-13-5)
総戸数:129戸
竣工:2022年9月
2)パークホームズ日本橋時の鐘通り
総戸数:122戸(販売総戸数118戸、事業協力者戸数4戸含む)
竣工予定:2022年12月上旬予定
3)コスモイニシアの15階建(共同住宅)
戸数:42戸
竣工予定:2023年11月30日
町会自治会は本区の地域コミュニティの要と言われており、歴史的背景や行政とのつながりなども理解する一方で、現在、町会自治会活動に力を入れていると回答した方は4.6%程度に留まるとのこと( 区政世論調査 より)です。所属していない区民ひとり一人の声も大切であり、特にこれから中央区に住もうという方の声にも、真摯に向き合う必要があり、丁寧に説明していかなくてはなりません。
広く意見を聞いたり、オープンな議論の場を設けたり、参加できたり、という工夫が必要で、それを広く伝えることも大事だと考えています。例えば渋谷区のようにLINEを活用してアンケートフォームを展開することで、タイムリーな声を広く集める工夫をするといった案もあると思います。
【子育て世帯の悩み】
このエリアに入居予定の保護者からは
・保育園が近くに極端に少ない
・区立幼稚園以外の幼児教育の選択肢がない
・放課後の居場所が遠い
といった戸惑いの声もありました。
千代田区、台東区と隣接するエリアでもあり、情報収集が大変だと言うお話にも共感しました。
これから住む方々にも、安心して産みてられる、多様な学びに期待すると感じていただけるように取り組む必要があると思います。引き続き、日本橋本町の変化にも注目していきたいと思っていますので、みなさまからのご意見もお寄せください。
ご意見やご要望などは
高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。
中央区民のみなさまはぜひ 高橋まきこLINEオフィシャルアカウント から、直接感想をメッセージでお届けください。
★★★★★★★
中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。