中央区学童クラブの申込数増加、定員さらに拡大へ

中央区議会の福祉保健委員会にて、4月の学童クラブ申込と内定の速報値について確認をしました。ちょうど多くの保護者の方から「学童の通知が届いた!」という連絡をいただいたところです。

今回は1,000人を超える申し込みがあり、前年度の930人を上回る数となったとのことです。
今年から始まっている「登録定数制」により、受け入れ数を定員より120%拡大して720人を受け入れているのですが、今回はさらに拡大をし、755人の利用可能にしたとのことです。
※登録定数制についてはコチラから

1年生の待機も増える見込みであり、両親がフルタイムであれば入れているが、求職中や短時間勤務だと、待機となっているケースもあるそうです。

ご要望とご相談の多い「育休中だと申込ができない」件も、確認しました。
復職の月から申し込める、とのことでしたが、待機児童がある状況では、年度途中の内定は困難です。「申し込める」と「入れる」は違うので、この点を質問しましたが、中央区は「待機するしかない」と説明しました。

【令和4年度に何をするか】

1「民間学童クラブの開設に向けた助成」中央区の新規予算

新規開設準備への経費補助が決まりました。恐らく実際に開設されるのは令和5年度になるかと思われます。民間との連携(民間に担っていただく)は不可欠だったので、一歩前進したかと思われます。

2「学童クラブ待機児童対策提案型事業」東京都の新規予算
待機児童対策計画を策定すると東京都から予算が出るしくみが創設されました。これは例えば「プレディと学童の連携」などの内容でも活用できると、東京都は説明していました。
中央区は「計画策定を検討する」と説明しました。

【ベビーシッターが小学生まで使えるのはどうか?】
ファミリーサポートのマッチングも1~2割と厳しい状況です。コロナの影響もあり、多様なサポートが必要なのは小学生も同じ状況で、長く続いています。東京都はコロナの休校対応にも、学童待機児童にも、ベビーシッターが利用できるように整備しています。

〇上記2の提案計画を策定すると、現在中央区で利用できるベビーシッター利用支援事業(一次預かり型)の対象が小学校3年生までとすることができる

ベビーシッター利用支援事業(新型コロナウイルス関係)を導入すると、休校となった小学生が対象になる

小学生に向けたベビーシッターの利用について、みなさまのご意見をぜひ、お聞かせください。

(ベビーシッターというネーミングが利用を遠ざけている気もするので、キッズサポーターとか?呼び名を変えるのはどうか?いや、事業名が複雑になってしまうな。モヤモヤ、笑)

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ご意見やご要望などは

高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。

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中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。

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