中央区議会 一般質問 高橋まきこ 産後ケアで安心を

11月の福祉保健委員会で質問した「出産費用助成」と「母子手帳アプリと中央区の産後ケア」に引き続き、中央区議会の一般質問でも確認しました。vol3.ラストです。

令和元年12月に改正されたに母子保健法で以下のように示されました。参考コチラ

 

【産後ケア】3種類

1)短期入所(ショートステイ)型→聖路加助産院の産褥と産後入院(HP

2)通所(デイサービス)型(個別・集団)→中央区で実施しない理由「スペース等の問題」

3)居宅訪問(アウトリーチ)型→中央区で実施しない理由「コロナ流行下の実施課題」

 

<高橋まきこの質問&要望>

1)通所と居宅訪問を実施すべき

2)情報提供すべき

国は産後ケアを「コロナの影響を受け孤独な出産・子育てとなり、不安を増大させる妊産婦への対応強化も目的としている」と重要と示しています。
私は核家族世帯中心の中央区のマンション内において、孤独な妊婦・出産・産後を過ごしている妊産婦に、特に支援が必要だと思います。そして、中央区においても、児童虐待の通報や相談件数が増えている中で、至急に実施すべきだと思っています。

 

<中央区の返答・答弁>

産後ケア事業は「母と子の保健バッグに周知用チラシを入れている。民間機関は費用やサービス内容の正確な把握が困難なため、情報提供は難しい

 

そこで、再度、中央保健所にて母と子の保健バッグを拝見しました。(他区ではサンプルをいただくこともできましたが、中央区はあくまで監視下での閲覧と撮影のみの許可でした)やはり最新のものでも、産後ケアの情報は十分とは言い難いと思いました。特に産後すぐに困る、授乳相談やマッサージなどの実施、相談情報はないと感じました。保健所の保健師は「保健所に電話相談してくれたら説明する先がある」としましたが、相談しないと教えないのか?と疑問を持ちました。24時間対応ではない保健所に、困った時に相談して情報を得る、で間に合うのでしょうか?

 

私も授乳中に何度も高熱が出たり、母子の体調で不安となることがあったりすることがありました。かかりつけ医の診療時間内や保健所や出産病院の電話対応時間とは限らず、不安になりました。

 

先日、児童相談所と養護施設を視察してお話を伺いました。東京都における児童養護相談のうち74%が非虐待で、虐待者の50%が実母、40%が実父です。虐待相談のうち30%を3歳未満の児童が占めており、産前産後の家庭とつながることが、いかに児童虐待防止において重要であるかがわかります。

 

児童虐待防止の観点からも、民間も活用して、速やかに産後ケアとしての通所(デイサービス)型と居宅訪問(アウトリーチ)型を実施すべきで、まず妊産婦への支援機関の情報提供を速やかに実施してほしいと要望しています。引き続き要望活動を続けますので、みなさまのご意見や体験などもお聞かせいただけましたら助かります。

 

 

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ご意見やご要望などは

高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。

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中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。

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