中央区議会、福祉保健委員会にて来年(2022年)4月開所予定の認可私立保育園について、報告がありました。いずれも1歳児からの私立保育園となります。
※詳しい定員や歳児別定員はコチラ
1)さくらさくみらい つくだ大通り(佃1丁目10番)
2)ほっぺるランド清澄通り勝どき(勝どき3丁目7番)
3)太陽の子晴海トリトン保育園(晴海1丁目8番2号)
私は出席委員として、以下の質問をしました。
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Q)この開所で待機児童解消となると考えるか?
中央区:順調だと認識している
Q)1歳児は3園合計で39人と大きく定員拡大するが、2歳児は3人増。
今年は2歳児の内定率が50%だったが、2歳児ニーズにどう応えるか?
中央区:今回の定員拡大で対応できる。認可外の空きも確認しているため、
その活用(認可外保育所も含めて)地域全体で対応できる
Q)一時預かり保育や病児病後児保育機能を併設しないのか
中央区:定員拡大にスペースを優先させたこともあり、予定がない
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新規の認可保育園新設の際に、一時預かり保育や、病児病後児保育など、地域の保育ニーズに合った機能も果たしていくことが、国からも求められています。その実現のための補助金もあります。
子ども子育てにおける区民アンケートにおいても、いつも「利用したい事業」の最上位にランクインしているのがこの2つです。保育所を増やせば、病児病後児保育を必要とする対象が増えるのも自然です。※病児病後児保育を利用しやすくするには?も今日、質問したので今後に別のブログでお伝えしますね。
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働いていなくても保育を必要とする時がある
キョウダイ関係で必要な時には保育を頼みたい
一時預かりが利用しにくい(web予約&キャンセルがまだできない)
保護者自身の健診でさえ予定を立てて受けられない
といったような、自然で当然の「希望」の声が私にも届いています。
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長年の悲願であった「月島地区の1歳児」の待機児童解消に向けて、期待をする気持ちと、それだけでは応えられていない保育ニーズに対して「多様な保育」をもっと丁寧に届けていきたいという気持ちとを抱えています。
私が子ども子育て会議委員になった2013年。
待機児童解消が全く見えず、課題が大きくなるのを目の当たりにして、辛い気持ちと重責を感じたあの時には、今の気持ちは想像できなかったなと思います。
解決にはとても時間がかかっていますが、課題は時の流れと共に、変化していると実感しています。