2021年6月18日に、中央区議会にて一般質問をしました。議場で23分、自ら設定したテーマに基づいて、中央区や中央区教育委員会から公式返答を確認できる、年に2回の貴重な機会です。(回数、時間は所属会派による)
今回も、中央区議会は「傍聴を控えていただくお願い」をし、写真撮影も許可されなかったため、様子を撮影した写真は一枚もありません。
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今回、どんな内容を質問するかは、昨年度からおおよそ決めていました。
それと「今すぐに何とかしてほしい」という子ども達の声を伝える質問にしました。長くなるので、2回に分けてお伝えしようと思います。
vol.1【子ども施策をワンストップで進めること】
私が課題だと思っていることがあります。
1)阪本こども園の保育園機能(長時間保育)のキョウダイ加点
2)認可保育園の入園評価の時に、発達相談実績の確認がなかったこと
3)子ども家庭支援センターや児童館などの相談利用者が1%であること
これらは「連携」をより進めるのか、窓口や組織を「統合」するか、
といった改善をしないと、同じ「困りごと」が変わらずに続いてしまうと危機感を持っています。
「ここに相談すればいいんだ!(改善した、安心できた)」という実体験を、子育てをしている区民のみなさまができることが重要だと思っています。
<国の方向性は?>
・子ども庁(こども省、子ども家庭省)設置
・母子保健法の改正
・デジタル庁設置
と、組織を超えた連携や子育て支援の充実、個人情報の共有という方向性が加速しています。
以上の課題と政府の方向性(法制度の変化)を捉えて、中央区の子どもに関する窓口や手続きのの一本化、組織統合などにより、中央区基本構想が掲げる「地域で子育て」を実現すべきだと伝え、質問しました。
<中央区の返答は?>
部署間で「連携」するなど、利用しやすい環境整備をしてきた。
将来的な組織のあり方は、検討すべき課題の一つとして研究を進める。
【高橋まきこの感想】
「課題」のきっかけは、みなさまからのご相談です。
・友達からの紹介
・保活座談会の参加
・私のホームページから「お問い合わせフォーム」で連絡
など、いろいろな方法で「悩む声」を伝えてくださったおかげです。
私が想像しきれなかったことや、理解不十分だった課題を、まっすぐに伝えてくださる保護者のみなさまがいたから、
一般質問の場で、伝えることを決意しました。
同じ思いをする方が、繰り返されることがないように、より早期の改善「子育てをワンストップ」の実現を願っています。
声を伝え、共に行動してくださっているみなさまに、心からお礼を申し上げます。
これからも、みなさまの声を伝えてください。
【子ども施策をワンストップで推進すること】
質問1:阪本こども園の入園事務処理体制を問う
質問2:保幼小の連携を目的とした窓口の一本化を問う
質問3:子ども子育て応援ネットワークの相談の現状認識を問う
質問4:子ども子育て応援ネットワークの連携力強化を問う
質問5:個人情報保護とオンライン結合を問う
質問6:組織や窓口の統合を問う
★続く「子どもの権利(子どもの声を聴く)」に関する質問はコチラのブログで