中央区の待機児童は202名、うち1歳児が129名。詳細は保活座談会で。

昨年に引き続き中央区議会にて、福祉保健委員会を担当することとなりました。出席委員として質問に立ちました。質疑応答を報告します。4月の委員会が書面のやりとりのみになってしまったので、久々です。今回は、新型コロナウイルスの影響を受けた期間について振り返り、今後への備えとしての緊急課題を中心に、認可保育所や学童待機問題、妊婦ケア、一時預かり保育について、質問をしました。

1)学童の待機児童は休校中にどう過ごしていたのか

プレディで必要な方を預かり、児童館の一般来館でも対応した

→私へは、行き場がないとか、ランチを食べる場所がない、と言った保護者からの相談が多く寄せられていました。また休校となることがあれば、児童の居場所も必要だと要望しました。

2)4月の認可保育所待機児童数について

202名で、昨年よりも5名増えた。1歳児が129名で最も多かった。

→1歳児の枠を増やさないとニーズに合わないし、待機児童解消とならない。7か月以上の0歳児枠に申し込める児童と、1歳児しかチャンスのない9月生まれ以降とで、不公平だという保護者意見もあります。

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3)0歳児(7か月以上の枠)の設定理由について

医師会からの6か月健診以降の集団保育が望ましい、という考え方を受けている。

4)認可保育園の入園評価で、在宅勤務も同点評価にして!今や緊急課題!

見直しの必要はあるが、他にも問題として指摘されている項目がある。

→来年度の評価から、緊急に変更すべきと要望しました。

5)母子保健コーディネーターの3〜5月の勤務状況はどうであったか?

コロナの対応に追われて、保健師等は他の業務についていた。

→妊婦もこの間、大きな不安を抱え、情報も必要としていたため、私にも相談が多く寄せられていました。子どもは日々成長していて待つことはできない。妊婦を置き去りにしないよう、第二波等に備えて、次回はケアを続けてほしいと要望しました。

6)認可外保育施設利用者支援

幅広く検討しているが、現状は加点により認可へ入所しやすいようにすることで、配慮している。

→待機児童となっている家庭、コロナの影響で自粛休園していても保育料を支払い続けた家庭など、きめ細やかに支援して欲しいです。

7)きらら中央、一時預かり保育について

オンライン整理券配布は、7月15日受付分から実施できるよう、準備している。

以上です。30分、長文になりました。

中央区と共有できた課題認識について、できる限り早く、的確な対応となるよう、引き続き確認を続けます。みなさんもぜひ、これらにご意見をお寄せください!

4月開園「まなびの森銀座保育園」前にて
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