いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
昨年度となる令和6年度の決算の認定を目的とした特別委員会に委員として出席しています。私の担当は「各会計決算の第1分科会」です。「子供政策連携室」を担当して質問をしました。子どもの事故予防、ユースヘルスケア(子どもの心と身体)、子どもの悩み相談、こどもホームページ、について質問をしました。(東京都では「子供」表記が一般とされています)
※まきこの質疑応答は 都議会ホームページ から、アーカイブを視聴いただけます。
【東京都こどもセーフティプロジェクト】
「防げる事故」を確実に防ぐためには「子どもを事故から守る環境づくり」が大切です。お子さまが歩けるようになる頃までに、ぜひ一度サイトをご確認ください。東京都では、0歳から5歳までの乳幼児がケガや事故による救急搬送は毎年8,000件以上、ほぼ横ばいが続いています。
「転ぶ」
「落ちる」
「ものがつまる」
が常に上位にあり、その件数は例年ほとんど変化していません。
近年では「ベランダや窓からの転落」や「車内の置き去り」など、痛ましい子どもの事故が続いています。
こうした「ひな形事故」をなくして、子どもたちの命を守るためには、事故が起きない社会・環境づくりへと変化する必要があります。見守りだけではまた繰り返してしまうので「変えられるものを変える」ことで子どもたちの命を守りたいと考えています。東京都ではこのPJで、子どもの事故をデータベース化し、予防策を提言し、子育てファミリーなどに向けた情報発信を続けています。

<予防につなぎ、命を守る>
保育所、学校、家庭など、発生場所によってその情報がそれぞれにある状況がありましたが、東京都の担当を超えた横断的なデータベース化によって、子どもの年齢や環境に合わせた注意喚起ができるようになっていることが大きな一歩だと思っています。
東京都はCDR(child death review)、子どもの死を次の命を守るために活かす取り組みも始めたところですが、このように担当を超えて、予防につなげるアクションに引き継ぐことがとても大切です。
これからも 子どもの事故予防地方議員連盟 など、全国に広がる学び合いの場も政策に活かし、子どもたちの健やかな成長環境づくりに力を尽くします。

