違法民泊、特殊詐欺の対策 警視庁に質問しました

いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。

昨年度となる令和6年度の決算の認定を目的とした特別委員会に委員として出席しています。私の担当は「各会計決算の第1分科会」です。本日の担当の1つ目は「警視庁」で、3点の質問をしました。

※まきこの質疑応答は 都議会ホームページ から、アーカイブを視聴いただけます。

質問1【特殊詐欺・SNS型投資・ロマンス詐欺の増加】

令和6年の状況:特殊詐欺の総認知件数、被害総額ともに大きく増加しました。認知件数が10%程度の増加ですが、被害総額が58%と大きく増加していることから、その犯罪規模が大きくなっていることがわかります。被害は大都市圏に集中していて、東京都の認知件数は3,494件、被害額は過去最悪となる153億円でした。SNS型投資・ロマンス詐欺も増傾向にあり、高齢者だけでなく若年層も被害にあっています。

警視庁:10月1日に発足した「匿名・流動型犯罪グループ対策本部」で戦略的な取締りを実施

・口座取引モニタリングによる金融機関からの通報体制の強化
・SNS上の偽広告や犯行利用アカウントの削除要請
・国際電話番号ブロックシステムの開発
・防犯アプリ「デジポリス」への搭載準備

質問2【外国人犯罪の増加】

令和6年の状況:来日外国人による刑法犯における共犯事件の割合は41.1%と、日本の約3.3倍に上っています。罪種別にみると、万引きで22.6%と、日本人3.4%の約6.7倍に上っています。来日外国人の犯罪検挙状況は、総じて増加傾向が続いています。

警視庁:検挙活動の強化
・銅線などの窃盗やドラッグストアにおける大量万引き等の外国人グループによる事件を検挙している
・不法滞在者の関与もあり、入管等と連携した不法滞在者の合同摘発を行っている
・他府県譽察との合同捜査

質問3【違法民泊】

R6の状況:民泊を無届けで営業している違法民泊の事業者が増えている

警視庁:旅館業法に基づく調査、指導、警告、行政処分が行われてもなお、これに従わず違法行為を継続するといった悪質な場合に罰則を適用した取締りを行っている。引き続き、行政機関と情報共有を行うとともに、保健所等に指導を促し、繰り返しの指導に従わないなどの悪質な事犯に対しては厳正に対処する。

<まきこの感想>

区民のみなさまから、外国人の集団に対するご意見をいただく機会が増えました。「白タクや違法民泊」などの違法行為が日常化していると言われている状況について「治安が悪くなったと不安に感じる」という区民の方々からのお声があります。違法行為については、地域住民とのトラブルや、犯罪リスクの温床となるリスクも考えた取り組みの強化が求められています。関係機関と連携して、厳正な対処を要望しています。

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