いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
中央区の 予算(R6年度、4月から)がリリースされました。みなさまの声が届き、たくさんの政策実現が含まれています。心からの感謝と敬意を込めて、お伝えするシリーズのvol.3です。
【中央区の幼稚園】
中央区内には区立区営の幼稚園しかありません。私立園がないのです。一部の園を除いて小学校に併設されており、幼稚園から小学校の連携教育に注力してきたと説明されています。しかし、幼保無償化などの影響を受け、園児は急激な減少傾向にありました。そうした状況も後押しし、令和6年度予算にようやく長く要望してきた2つが実現する運びとなりました。※こちらは予算案であり、議決は3月末となります。
区立幼稚園のため、幼児教育の先生方は公務員です。そして、国の指導要領に基づいた幼児教育時間のため、年少は通常13時頃、年長で14時頃、水曜日は午前中のみ、といったようなお迎え時間となっています。時間配分などは各園によりますので、詳細はお確かめください。
【預かり保育】
これまで区内各地に3園だけで実施してきた預かり保育を、全園で実施することになります。
・延長保育ではない
幼児教育を超える時間、長期休暇等は委託事業者による保育となります。保育の提供も場の管理も、先生方も民間事業者によるものです。
・最長16時30分まで
この時間の理由を「保育園ニーズとの切り分け」と中央区は説明しています。
・1日につき400円(長期休暇中は終日で800円)
・定員がある
定員を超える場合にどう運用していくのかも注視しています。これまで3園では抽選実績はほぼありませんでした。
【お弁当給食】
幼児教育内の昼食代として、無償のお弁当給食をオーダーできることとなりました。こちらは全園をひとつの事業者が担うことになっています。
・任意
これまでどおり、ご自宅でお弁当を作って持参することもできます。
・夏休みなどは自己負担で頼める
長い夏休みはお弁当の傷みも不安なので、有料でも頼めると安心もあります。
<区立幼稚園の体験>各園で未就学児の体験会が開催されています。
<これから>
ここまで全園で進めてくださった関係者のみなさまに心から感謝をしています。預かり保育やお弁当給食は民間事業者に支えいただいて実現する、官民連携です。どんな事業者によって、子どもや保護者の笑顔が増え、安心につながるのか、これからもみなさまものご意見をお聞きしながら確認を続けていきたいと思っています。預かり保育も食事も質の確保が大切です。時間の議論もあると思います。どうぞみなさまのご意見をお寄せください。
私も預かり保育がある幼稚園の保護者も経験しています。保育園、幼稚園それぞれによいところがあり、大切にしていることがあります。それらを継承しながら、今の子どもたちのために何ができるのか。一緒に考え、取り組んでいきます。
★高橋まきこ中央区議会一般質問ダイジェストは コチラ <NEW>