子どもが守りたいと思う「校則」のために 一般質問レポ

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

前になりますが、2月22日に中央区議会の議場にて一般質問をしました。

区立幼稚園
・子どもの安全(こども110番、AED、不適切保育)
・学校の校則
・中学校の内申評価

大きく4つのテーマで質問をしました。今回は校則についてレポートします。

※録画映像は コチラ

【校則の質問へのきっかけ】
街頭活動で歩いていたところ、中学生グループから声をかけられました。「学校のきまりがわからないんです!」なかなかの切迫感がありました。聞くと、やりたいことがやれないが、先生に聞いても納得できないとのことでした。子どもたちが守りたいと思える校則にする必要があるし、まず共通理解に至っていないことにがっかりしました。そして主体的にルールに関われる経験が必要だと強く思いました。

実際の相談時(許可を得て撮影、掲載しています)

【校則議連活動】
私は 校則と児童生徒指導を考える地方議員連盟 に所属しています。ここでは、各地に残るブラック校則を改善していくために、地方議員が共に学び、取り組んでいます。対話と共通理解のステップや、成功事例、先行自治体事例などについて、専門家や弁護士を交えて学んできた経験も活かせたと思います。

【Q&A】
高橋まきこQ1)文科省が示す「校則の学校ホームページ掲載」は何校あるか
教育委員会A)公開している学校はない

高橋まきこQ2)校則が子どもたちとの信頼関係を深める目的に則しているのか
高橋まきこQ3)校則に子どもたちとの共通理解、自主的に守るようになるためにどう見直すか
教育委員会A)学校に目安箱を設置し、生徒総会などの議論の場があり、見直されている

高橋まきこQ4)子どもたちの生きる力のために、子ども議会の開催を要望するが、どうか
教育委員会A)教育効果が高いと認識している

【高橋まきこ 校則への思い】
生徒が私に声をかけてきた経緯から、子どもたちが校則の主体であるという実感に乏しい状況であり、その主体者として関われるしくみの理解に至っていないと思っています。そうした小さな「あきらめ」の積み重ねが、意欲を減退させていくことを懸念しています。

中央区でも過去最大の不登校児童生徒数となっている今、生きがいを感じられる機会、自分が主体である誇りを感じられる機会を、ひとつでも増やしていく必要があります。行く気になれない学校から、このために学校に行くという「何か」をつくっていく学校、となるように願い、取り組んでいきます。

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