晴海客船ターミナル再整備と新施設

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

3月27日に開催された、晴海地区まちづくり協議会を傍聴したところ、晴海客船ターミナル跡地に新施設を新築するとのことで、設置する東京都から説明がありました。詳しい資料等は コチラ

東京都港湾局の説明資料

【新施設】
平屋建ての客船ターミナルが令和6年度(2025年3月末まで)のうちに供用開始となる予定とのことです。

地域住民や公園利用者へ向けて
・施設の一部に開放部分がある
・有料駐車場が利用できる(30台以上、時間貸し)
・親水広場の駐輪場が利用できる(10台以上)
などの利用が示されています。

この客船ターミナルは東京国際クルーズターミナル(青海)に大型用の2バース目が整備されるまでの間に利用すると説明されていますが、それがいつになるかは未定とのことです。

晴海の住民代表の方々からは「仮と言いつついつまでかわからない。長く中途半端な施設がある状態とならないように」という要望がありました。

【キッズフレンドリー、じゃなかった】
中央区が再開発や再整備事業に対して、地域住民への地域貢献事業を求めることができる「中央区まちづくり基本条例」では、以下のジャンルから選んで取り組むことができます。

選ばれたのはこれ
・環境対策
・防災対策
・交通対策
・景観
・観光支援

選ばれなかったのはこれ
・子育て支援
・高齢者福祉
・障がい者福祉
・地域活動の支援(スポーツ、コミュニティ施設ほか)

今、晴海ふ頭公園を利用している多くの方がお子様連れだと感じます。のびのびと遊べる遊具やフリースペースが魅力なようですね。でも、至近にできあがるこの施設には、福祉や地域コミュニティのための貢献が選ばれませんでした。

週末はファミリーでにぎわう、ふ頭公園

【住民の声は届いているのか】
勝手ながら私なら、このまちづくり条例から

・一時預かり保育
・子育て交流施設
・赤ちゃんふらっと

・コミュニティルーム
・スポーツ施設

を選びます。公園で上の子と思いっきり遊びたいと、下の子をみてほしい時間もありますし、下の子を夏の直射日光の下、ベビーカーに置いておくのもかわいそうなので、それぞれの心地よさに満足できるといいと思います。公園が悪天候や、急な天気の急変などもありますし、公園コミュニティの継続のためにも、交流施設は魅力的です。赤ちゃんふらっとは、公園に寄ったら授乳やオムツ替えのタイミングもあると思うので、安心して休める、整えられるスペースになります。

晴海の新しいまちづくりにおいてコミュニティスペースは細やかにあるべきで、ほっとプラザの跡地だけで良いとは思いません。スポーツ施設は、晴海に期待されていただけに「ないんだ」と残念な感想を多くいただいています。野球もサッカーもバスケも、みんな期待をしていました。

晴海選手村跡地の開発時に、かつての晴海にあった運動場(野球、サッカー)や、バーベキュー広場のような交流を楽しめる場に期待をする声がありました。これらは今回の再整備でも、まちづくり条例から選ばれなかったことが、なんとも悲しいと思います。

晴海のみなさま、これから住むみなさまは、どう感じますか?

★高橋まきこ4年間の活動実績まとめレポート集は コチラ

★ご意見やご要望などは

中央区民のみなさまは 高橋まきこLINEオフィシャルアカウント から、直接感想をメッセージでお届けください。高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。

★★★★★★★

中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。

シェアして応援する
目次